2005年6月例会報告      過去の例会へ ホームへ../zhong_yang_yan_xian_li_kesakuruHP/guo_quno_li_hui.html../zhong_yang_yan_xian_li_kesakuruHP/homu.htmlshapeimage_1_link_0shapeimage_1_link_1
 


場所:本多公民館

参加者:鷹取、鈴木まきこ、鈴木綾子、堀、酒巻、町田、佐藤、兵藤、小川、吉村、余田、飯塚(記録)計12名


1.「秩父フイ-ルドワーク」VTRより(鷹取さん)

 地形図上の上に透明なワクを重ね等高線の高さ、地形の高低が浮き出るというか、はっきり分かるように工夫したところがポイントで分かり易くなっていると思う。


2.理科教室5月号を読んで(堀さん)

*口絵写真について、「新潟県中部地震」を扱ったもの(3月号)、依頼しにくかったが和澄さんの知り合いのかたが引き受けてくれ感謝。

*御蔵島ムカゴトンボの群落発見、高尾山のセッコクの写真

*特集

1)真舟和夫氏「科教協」の研究成果とこれから。

  科教協創設期の玉田さんのエピソードから「自然科学の体系は人間が主観的に勝手につくりあげたものではなく、、、」と、現在の理科学習指導要領批判までまとめてある。

2)野村治氏「驚き発見学びあいを生み出す生物学習を」

  教えたい中身が「--を探す」「---を観察する」という行動目標でどんな基礎的概念を獲得してほしいのか見えない、、、。

3)小川郁氏「義務教育終了までに教えておきたい生物学習の中身を考える」

  栄養物質の観点から「動物→植物」の順に学習するほうが分かりやすい。

4)岩田好宏氏「生物教育の立て直しと生物学」

 「自然科学(生物学)の基本概念や法則などその成果を教えることは、自然科学(生物学)教育としては不可欠なことだが、その一部でしかない」というあたりに主張がみられる。


3.同じく理科教室5月号を読んで(兵藤友博さん)

主に岩田好弘氏についての批判を4ページにわたり展開。科学知の内的矛盾科学知の変転など、、、。


4.実践報告”奈良公園のシカ”--修学旅行のための奈良の自然観察--

小川さんが実際に中学生を修学旅行に引率したときの報告です。せっかく、奈良公園に行くので、以前、鷹取先生が実践した報告をもとにしたもの。奈良公園にいるシカは、飼育されていると思っている人が多いが、実際はそうでない。シカせんべいを食べているので飼われていると思い込んでいる。しかし、餌不足なのでシカが飢えない為にも必要とのこと。現在の頭数は増減なし、一定している。はんすうする動物、シカ、ウシ、キリンなどがいる。

5.鈴木綾子さんの報告

ニワトリの頭骨を観察。ドッグフードとして売っている缶詰を綾子さんが持参。頭骨がよく煮えていて形がよく分かり、特に眼球の血管などがよく分かった。この缶詰は1缶200円くらいで売っているそうです。