1.玉川上水羽村取水堰付近フィールドワーク(5月6日実施)
・「参加者の感想」配布。
・堀さんから、四川省岷江(みんこう)にある都江堰(とこうえん)と類似点がないかとの話が出たので、初耳の私は帰宅後ネットで「都江堰」を検索してみました。
“世界遺産。完全な形で保存されている唯一の堤防なしで導水する生態的水利施設。「世界の水利工事の奇跡」と言われている。”
今回の地震の影響はどうだったのでしょうか。
・また、他に鳥瞰的に見ることができる場所はないだろうか、との堀さんの質問に対し、鷹取さんの提案は?狭山丘陵。新宿副都心が見え、手前の吉祥寺あたりが低く見える。?多摩丘陵から山地を見るのもいい。また、阿久津さんから、情報通信研究機構が提供している写真は起伏がわかり、使えると思うとの情報がありました。
2.「動物の個体維持と種族維持」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鷹取
2つのDVDを視聴した。
?カラスの解剖
・3/1の特別例会の報告は4月にあったのですが、今回、その映像を見せてもらい、よくわかりました。鷹取さんから、大胸筋と小胸筋を使っての上下運動だけでは前進できない。授業でそこまでの説明は無理だろうがちょっと付け加えたい。羽毛の学習も必要である。との問題提起がありました。
・なお、このカラスは何と10年間冷凍室(どこの?)で眠っていたものとのこと。冷凍室にはまだまだいろいろな生物がいそうです。
?房総半島のシカ
・雌ジカの解体で見た第1胃の大きさにはびっくり。第2胃の見事な蜂の巣構造にも驚きました。第3胃の役割について質問がありましたが、まだよくはわかっていないそうです。 実際はもっと生々しい血の色であるのを、鷹取さんが青っぽく加工したとのことですが、見るのに拒否反応を示す生徒もいるかもしれません。
鷹取さんの意見
・小学校6年の動物の学習で、「動物によって食べ物が決まっていて、肉食動物、草食動物、雑食動物に分かれる」とするのは本質的ではないと思う。
・反芻動物は中学3年の「生物のつながり」で教えるのがいいのではないか。
3.力の表し方と探し方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・町田
資料として、数社の高校教科書および中学校教科書でどのように力の矢印が書かれているかが示されました。作用点の●の有無・書く位置、力を言葉で表すとき、能動態か受動態か、が統一されていません。町田さんの提案は、着目している物体がはっきりするように、言葉は受動態で、作用点は着目している物体の内側に書くのが良い、厳密さよりもわかりやすさを優先すべきというものです。
吉村さんから、物体の内側に書くと「作用点」ではなくなるとの反論が出ましたが時間切れとなり、議論は次回に持越しです。
(記録:酒巻)