参加者:鷹取、堀、鈴木あ、小川、鈴木ま、阿久津、佐藤、吉岡、町田(記録)
☆新たなメンバーが増えました
今回は鈴木綾子さんの同僚の吉岡さんが初参加。専門が地学とのことで、特に玉川上水のビデオに関して積極的に発言をしてくださいました。
☆アイアイのビデオ 2本(堀さん)
公民館でプロジェクターとスクリーンを借りられることわかり、堀さんが持ってきてくださったビデオ(2本)を視聴しました。
2本目は環境教育の啓蒙用に作られたビデオで、現地の子供達(大人達にも)見せて回っているのだそうです。焼き畑農業によって土地が荒れていく様子や、様々な野生生物が暮らしている様子などが映されていました。
☆武蔵野台地の地形と多摩川からの取水のしくみ(鷹取さん)
鷹取さんが撮影・編集された、玉川上水の羽村取水堰から拝島駅近くまでを下りながら玉川上水の流路の変遷をまとめた映像を11ページにわたる資料と共に視聴しました。力作です。
はじめに掘った用水の堤防が決壊してしまったり、現在の拝島駅近く(水喰土公園)で水がしみこんでしまったりしたため、その度に流路を変えたことが知られています。映像では旧水路と思われる場所の実際の映像と、それを図示した映像を交えてまとめられていました。
視聴後の討論の概略は次の通りです。
【1】図の選択について
佐藤:図1の場所に図11があった方がわかりやすいのではないか。
鷹取:はじめは等高線だけで攻めてみたいと思った。
【2】図中の方位について
町田:地図には方位が欲しい。
吉岡:地図の上を北にするほうがよい。
町田:写真と図が一致しなくなるのでは?
小川:図に写真を撮った向きを入れればよい。カーナビのヘッドアップとノースアップと同じ原理。
鈴木ま:小川案では小学校高学年では難しい。
佐藤:このビデオをどの学年でどう使うかによるのではないか。
【3】地図(図5)の中の渦巻きについて
鈴木ま:旧水路と新水路との間にある渦巻きは何か?
鷹取:(図を描いて解説)
【4】段丘を「登る」?
吉岡:このビデオは玉川上水が段丘を登ることを言いたいのか?
鷹取:段丘を「登る」とは言いたくない。
吉岡:段丘を切る度に深く掘ることを示せばよいのではないか。
尚、通信にはサークルの討論を踏まえて鷹取さんが修正を加えたものを載せてあります。
☆デジタルパラパラマンガ(町田)
以前から波の「重ね合わせ」や「合成」など、波特有の現象をアニメーションで見せたいと考えていました。
もう少し遅い方がよい、毎年作らせる必要なない、同じ大きさの波ではなく違う大きさの波をぶつけてはどうか、などの意見をいただきました。
☆エゾシカとオオワシの写真(小川さん)
堀さんが工作の準備をしている間に、2月中旬に知床に行った(町田も直前まで修学旅行の引率で道東にいました)ときに撮ったオオワシやキハダの皮を食べているエゾシカの写真を見せていただきました。キハダの皮は実際に小川さんも食べてみて、苦かったそうです。
☆ゴムで動かそう(堀さん)
写真を見終わったところで、ゴムで動くおもちゃの工作をしました。新しい指導要領では、まったく違う性質の風で動くおもちゃとゴムで動くおもちゃをいっしょに扱っている、また、このようなおもちゃ作りは低学年でも出来るのに、なぜ3年生で行う必要があるのか、という指摘がありました。
その後、例によって堀さんの指導の基、各自勝手な工夫をしながら牛乳キャップとばしや糸巻きタンク(↓こんなやつ)ならぬペットボトルタンクなどで遊びました。