2010年9月例会報告     過去の例会へ ホームへ../zhong_yang_yan_xian_li_kesakuruHP/guo_quno_li_hui.html../zhong_yang_yan_xian_li_kesakuruHP/homu.htmlshapeimage_1_link_0shapeimage_1_link_1
 


参加者:鷹取・鈴木ま・五十嵐・小川・阿久津・吉村・堀(記録)

1.写真報告「インド洋の光り輝く島・スリランカ」(第1回)………………堀

 2009年8月8日から15日まで行った、スリランカの旅の報告です。コロンボから南下、ベントタという町にあるウミガメ孵化センター、カンネリア保護区での両生は虫類を主とした生物の写真による紹介をしました。


2.「夏休みに学んだこと」

(1)鷹取

 科教協兵庫大会に参加。ビデオ「スルメイカの解剖」を使った授業プランの報告を行った。大会に先立って、京都大学芦生研究林のフィールドワークを行った。大会後、吉村さんと二人で足尾を訪ね、解体された精錬所や植樹された部分の観察、廃村となった松木村のようすをビデオ撮影した。

※ 編集されたビデオ上映。冬に撮影されたビデオとまた違った雰囲気になっており、視点もはっきりしているように思いました。(堀)

(2)阿久津

 あまり理科とは関係ないが、本をたくさん読んだ。八ヶ岳の夏沢峠にある山小屋に泊まり、子どもたちとヤマネをヒマワリの種でおびき寄せて観察した。ヒメネズミ→モモンガ→ヤマネの順に現れた。

(3)鈴木ま

 四国の松山に写経したものを納めに行った。その後淡路島の野島断層を観察館で見た。断層の大きさ、揺れの大きさを思った。今年の夏は暑いせいか、庭にやってくるチョウが少なかった。シジミチョウは多かったが。

(4)五十嵐

 ペルーに行ってきた。砂漠あり、アンデスあり、アマゾンありで、多様な環境を持つ国だと思った。標高3400mのクスコの町で、少し勢いよく階段を上ったら高山病になり、空気が薄いとはどういうことか体験した。天頂に見るサソリ座というのも日本では体験できないこと。南十字星を初めて見て、意外と小さいなと思った。ナスカの地上絵も見学でき、行ってよかった。

(5)堀

 今年の夏はウガンダとルワンダに行き、ゾウやライオン、カバ、チンパンジー、そして最大の目的であるマウンテンゴリラを観察してきた。

(6)小川

 コスタリカに行ってきた。ヤドクガエルはゆっくり歩き、木の上の葉の間にたまった雨水に卵を産む。北緯10度前後の国だが、高原は寒いくらい。


3.教材研究「足尾の鉱物」 ……………………………………………………吉村

 時間の関係で、今回は足尾の様々な鉱物を、実物を示しての説明だけやっていただきました。黄銅鉱、黄鉄鉱、硫砒鉄鉱、せん亜鉛鉱、方解石などです。印象的だったのは、足尾の黄銅鉱は横ずれが働いていてひびがあるということです。黄鉄鉱も、足尾のものは丸みがあって、これが特徴だそうです。硫砒鉄鉱は精錬をやっていくときにはいらないもので、選別されて池にためられたものだそうです。


4.「『遠山啓エッセンス 量の理論』を読んで」 ………………………阿久津

 「遠山啓を読む」シリーズの最後です。遠山さんの文を銀林浩さんが解説した部分でした。内包量をいくつかに分類して述べているが、教える順序を見たときに、ここでも「一般から特殊へ」の考えが貫かれているようです。