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Toniはどこから来たの? |
Toni vom Grunenfeldは、アメリカ・サンディエゴでドイツからGerman Shepherd Dog(以降GSDと称す)種牡・牝を輸入し、GSDを27年間に渡って繁殖していると同時にサンディエゴの警察犬訓練トレーナーも行っているJackie Athon氏(Grunenfeld犬舎)から2001年11月に譲り受けました。
私自身仕事で海外へ赴くことが多く、特に北米には年間を通しても頻繁に往復している関係で、Jackie氏と知り合う事となり家庭犬としてToniを輸入しました。家庭犬として性格の良い子、つまりSweetな子が欲しかったのでJackie氏にはとにかく良く相談に乗ってもらい、同胎犬8頭(牡3、牝5)の中から私の要望に最適なToniを選んで頂きました。
また私は犬界に詳しい訳ではなく、今まで自分で犬を飼った事が無かったので全てが初めての事ばかりでした。子犬選び、輸入手続から血統書の入手、日本に着いた後の成田での検疫、日本国内における血統書の登録など(JSV、PD、JKC、AKCに登録しています)、自身で行うには手間隙掛かりましたが、携わって頂いた関係者、関係各団体の非常に丁寧なアドバイスとご指導で何とか2001年11月10日にToniが生後4ヵ月半で我が家に到着し、国内3団体の血統書を入手致しました。
家庭犬として譲り受けたToniですが、GSDとしてはやはり訓練を入れなくてはと思い始めたのが生後8ヶ月を過ぎた頃でした。それまでは自分で行ってみたいという甘い考えを抱き、少ない時間を割いて試みましたが素人の私にはとても出来る筈も無く、現在のトレーナー夫妻に訓練をお願いしたのが2002年4月の事でした。
その後、様々な団体会報誌を見て行くうちにShowという存在を知り、是非とも何回か出陳したいという気持ちになったのが、2002年6月に東京・日の出町で開催されたJSV主催の"特別ジーガー展"でした。その時の出陳する方とハンドラーの真剣な眼差しは今でもはっきりと覚えています。出陳されるGSDは国内産、外国産共々選りすぐられた犬ばかりでしたので、当初から素人の私が譲り受けたToniでShowの結果を求めてはいませんでした。目の前に通り抜けた素晴らしいGSDと一緒のリングに立てるだけでも価値があるであろうと、最後尾になってもShowの楽しみを味わいたいという事で久保木トレーナーにお願いし、その後何度かShowに出させて頂きました。おそらくトップを目指す為に出陳したいと言ったらトレーナーは、私のその依頼を断っていたでしょう。それほどShowは難しく奥の深いものなのです。
ただ、Toniの両親犬はドイツで毎年9月の上旬に行われる世界最高峰のGSDの審査会であるSVジーガー展で"V"というチャンピン評価、性格・体形審査において最高の基準であるKKL1を取得、HD(股関節形成不全)検査に合格、訓練資格であるSchutzhundのT・U取得、種犬認定を得てJackie氏のもとに来ておりましたので、もともとShow系の血統であるToniを出陳してみたいという気持ちが後から湧き上がってきたと言うのも事実です。
Toniのオーナーとして、家庭犬としてこの素晴らしいDogスポーツであるShowに、結果は関係なく参加できる喜びを常に抱いております。また、素晴らしいトレーナーにも巡り合え、Showを楽しみながら我が家の愛犬Toni、繁殖者のJackie氏、久保木トレーナー夫妻と今後を過ごしたいと思っております。
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詳細は記しませんが、SVジーガー展での評価は成犬牡クラス(2歳以上)で1席のGerman Sieger(VA1)、2席のVice-Sieger(VA2)、VA3〜という評価順で称号が与えられ、VA以上のGSDは相当な価値となるそうです。それ以降は、V1、2、3〜と順位が決まっていきますが"V"もチャンピン扱いとなります。また、24ヶ月以下(Youth Class)では優良牡牝犬にSGの称号が与えられます。 |
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成犬牝クラスは1席のSiegerin(VA1)、2席のVice-Siegerin(VA2)、VA3〜、V1,2,3〜となります。 |
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HD(Hip Dysplasia/股関節形成不全)についてドイツでは、GSDの遺伝性HDを防ぐ為、全ての登録犬にX線写真による審査を義務付け、合格犬には"a"を付与しています。また、アメリカではOFA(Orthopedic Foundation Animals)団体がドイツ同様に遺伝的な股関節形成不全繁殖を防ぐ為に、X線写真より合格判定証を発行しています。但し、OFA取得はドイツの様に“義務”ではありません。 |
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KKL(Koerklasse):SV(Schaeferhunde
Verein/独ジャーマン・シェパード犬協会)では、より良い子孫を残す為、繁殖するGSDに対して公式に、性格・体形審査によるランク付けを行っています。 |
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Jackie Athon氏は、1996年に雑誌『Wan』にてJSVが掲載した特集記事にBlack German Shepherdについての記事を書いています。 |
最後に:
今後も機会があれば、トレーナー及び関係各団体のご協力を頂き是非ともShowに出陳したいと思っております。私の様な、ど素人でもShowを楽しむ事は出来ますので、出来ればもっともっとGSDの素晴らしさを家庭犬として楽しまれる方にも分かち合えればと願っております。ただ、維持する為のコストは当然掛かりますのでShowの結果を求めるのでは無く、自身のShow系GSDとどこが違うかを理解する事で、順位では無くその本質を素人ながらに理解出来れば良いのでは無いかと思います。そして、もっともっとその素晴らしさが広まる事を節に願っております。Show会場では、VAを獲得し輸入されたGSD、国内で繁殖された素晴らしいGSDなどを見ることができますので、これらのGSDを一度御覧になれば、更にその素晴らしさが御理解頂けると思い、GSDの普及に邁進されているオーナー様、またそのトレーナー様に敬意を表したいと思います。
家庭/Show犬としてToniを譲ってくれたJackie氏及び日々毅然とトレーニング、管理、アドバイスを頂ける久保木トレーナーご夫妻に感謝致しております。Toniは、本当に性格が良い子ですので、”GSDは怖い”というイメージがある方には、Toniに会えばそのイメージは早々に覆されると思います。
日本におけるGerman Shepherd Dogの普及を心より願っております。
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Toniのオーナー |
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