更新09・9

カトレア
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私流のカトレア
  原種類の育成と管理

                                
                        
栽培地=関東地区・東京・西多摩地方

 気象
◎表日本式の関東型の標準的気候区 
◎降雨量/年間1,500mm〜1,700mm
◎降水日数/90日〜 115日程度  
◎年平均気温/14℃〜15℃

 私もカトレア交配種などの栽培を始めて10数年、カトレア
原種類に変更してからはまだ11年しか経っていませんが、こ
れからラン栽培を始める方の参考になればと思い、また、伴に
ランを育てる喜び、栽培技術の向上、情報交換、多くの仲間と
の交流が図られればと思います。

まず、カトレア原種類は他のランと栽培条件は同じで、それほ
ど難しくはありません。一番大事なのは日照で十分に日に当て
ることです。冬の最低温度は高温性のものは16℃低温性のも
のは13℃に保っています。

◎どのような株を求めたらよいのか

 購入は、花つき株、花が終わった株、バック株、苗の4通り
の方法がありますが、自分で咲かした満足感、価格などを考慮
しますと花が終わった株、バック株など、比較的安く手に入れ
る方法をとっています。
 花を見る事を3〜4年待てれば苗、花を確認したければ花つ
き株も結構だと思います。

 なお、どの株を購入するにしてもラベル(名前)が有るもの
を購入し、安いからと言ってラベルの無い(札落ち株)は避け
るべきです。
 株は
根がしっかりと張った新しい部分のトップバルブが充実
ししている元気な株
を選びます。

 ◎植え方

 カトレア類を植え込む材料は、水コケ、オスマンダ、クリス
トモス(杉皮)、ヤシガラ、ミックスコンホスト、(軽石+バ
ーク)などがありますが、材料によっては保水の量が違ってき
ますので水をこのむラン、このまないランによって材料を使い
分ける必要があります。
鉢はもちろん
素焼き深鉢で気持ち小さ目の深鉢を使用します。

 ● 開花株
  水コケとクリストモス(杉皮)各50%のものを使用して
います。あまり水 を必要としないものはオスマンダ50%に
変えています。

 ● 中苗
  水コケ70%とクリストモス30%のものを使用していま
す。

 ● 小苗
  水コケ80%とクリストモス20%のものを使用していま
す。

 ● ワルケリアナ・ノビリオールの植え方例
  水を多く好む一方、乾燥も大好きですので中苗以上のもの
は、素焼き平鉢を使用し、主にコルク(10〜30ミリ)とコ
ンポストに根ぐされ防止剤を加えています。

 小苗は、深鉢の2号〜3号鉢に上記苗と同じものを使用して
います。また、コルク植え(張り付け)も今のところまあまあ
の出来栄えです。

 
余談ですが、以前カトレア類の植え込む材料にヤシガラのア
クヌキをしな いで使用してし まった為か株の成長が悪く失
敗してしまい、以後のヤシガラの使用はオンシ、バルボ、セロ
ジネなどの比較的水を好むものに使用しています。

 
◎植え替えと株分け

 ● 植え替え

  コンポストが悪くなったり、鉢からほふく茎がはみ出した
り、根腐れして弱った株などを植え替えます。あまり早い植え
替えは根を傷め、かえって良くありません。
  植え替えの時期はいろいろ言われていますが、私は、新根
が2〜3ミリ伸び始めたときか新芽が4〜5ミリ位伸びたとき
に行っています。

 ● 株分け
  株がなるべく大株(満作)に作る方が良く、大きな花が咲
き、花数も多くなります。 しかし、バルブの葉が落ちたもの
は根も腐っています。このような株は見栄えも悪く、再生の為
株分けをします。

  バック株は新根や新芽が出てくるまでは、鉢には植えずに
干しておきシリンジ程度を行い別の株と分けておくと良いでし
ょう。
 根を傷めなかった株、鉢増し株は他の株と一緒に管理しても
大丈夫です。

 ● 用意するもの
  
素焼き深鉢、植え込み材料、(水コケとクリストモス(杉
皮)各50%)、ヘラ、ナイフ、歯ブラシ、ピンセット、ハサ
ミ、支柱、ビニールタイ、ラベル、鉛筆、リンサンナトリュウ
ム液(植え替え株の多いとき)小型ガスバーナなどです。
消毒
液やガスバーナ
は、ウイルスの感染を防ぐためであります。

 
病気と害虫

 ● 病気

 
★ ウイルス病
  カトレア類の病気はあまり多くはありませんが、ウイリス
病に罹ると治療方法がありません。その予防の為には、株分け
、植え替えの際に病気の株を取り扱った指や器具による感染が
多いと言われています。

  こまめに消毒液やガスバーナで高温処理などを行う必要が
あります。大切な株が病気に罹ってから後悔しないようご注意
ください。

 
★ 炭素病(カビ)
  株の葉先に発生することが多く、株が元気なときは発生せ
ず株が弱ったときに発生します。病気に罹ったとき、罹る前に
予防として私は、
ベンレート、ダイセン、オルトランを併用し
て注意をしています。散布は必ず曇り日におこなっています。

 
★ 軟腐病(細菌)
  低温多湿のときは、軟腐病が発生します。元気の良かった
新芽が突然腐ったり、新しい葉先が黒くなって悔しい思いを度
々します。私はベンレート使用していましたが、信濃愛蘭会の
研修レポートでは
アグリマシン水和剤が良いと言っていました。

 
● 害虫
  カトレア類の主な害虫は
カイガラムシ・ハダニです。風通
し、清潔、葉ウラに水をかけることで発生を50%以上防ぐこ
とが出来ます。カイガラムシを見つけたら歯ブラシでこまめに
とります。また、株どうしの葉が重ならないことも予防の一つ
です。予防に月2回
スミチオン、スプラサイトを使用していま
す。

  ナメクジ・カタツムリもカトレアの花にとっては大敵で、
花芽や新芽などを食害します。せっかく1年かけて育てた花を
ダメにします。蕾みが上がった株には
ナメクジペレットを蒔い
ておきます。私は必ず夜に見回ることで容易に捕殺できます。
また、
ビールの飲み残しを器に入れて置きますとナメクジペレ
ットの代役になります。


                             

                            栽培年間管理表

季  節 生育状態 場 所 日 照 水 遣 り 肥   料 作    業
 春

 3

 4

 5
開花
(春咲き)
モッシエ・スキンネリーノ
ビリオール・インターメデ
ア・オーランティアカ・グ
アテマレンシス

温室内



屋外
20% 朝水ゴケが乾
いていたら1日措いて

液肥
3000倍週1回
ハイポネックス・トッ
プドレッシング
HB101・1000倍
置き肥(5月)
グリーンキング
植え替え・株分け
(冬・春咲き)


曇天に屋外に
(5月)
(外温15℃以上)
 夏

 6

 7

 8
開花
(夏咲き)
ガスケリアナ・ワーセ
ウイッチ・ドウィアナ・
ビオラセア・パープラ
タ・クリスパ
屋外
50%
朝水ゴケが乾いていたら入梅明け朝夕
たっぷり

春に同じ置き肥7月マデ

植え替え
(春・夏咲き)
(必要なもの)

入梅時棚上にビニ
ールを張る(長雨に
当てない)

暖房設備の点検
(8月)
 秋

 9

10

11
開花
(秋咲き)
ラビアタ・ビカラー・グッ
タタ・マキシマ・ジェンマ
ニー・エロンガ゙ータ

屋外

温室内

20% 夕方たっぷり
 (9月)朝水ゴケが乾いていたら

リン酸の多い液肥9月に2〜3回
成長中の株は春に同じ液肥4000倍週1回
植え替え
(夏・秋咲き)
(必要なもの)

加湿器の点検
(9月)

ビニールの外張り
(11月)
 冬

12

 1

 2
開花
(冬咲き)
トリアネー・ワルケリアナ・
ルデマニアナ・パーシ
バリアナ・シュロデレー・
チョコエンシス・プミラ・ロディゲシー
温室内
20% 朝水ゴケが乾
いていたら1
日措いて
肥料なし成長中の株は春に同じ
液肥4000倍週1回
植え替え
(秋・冬咲き)
(必要なもの)

                    

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  栽培ポイント  19カ条

 植物の栽培では、日光が基本であり葉焼けをおそれず良く日に当
てる。
☆ 蕾みが大きくなるときには、葉や茎にも水をかけ湿度を補う。

☆ 5月の外温(最低温度15℃)以上になったら、屋外に出して日
と風にあてる。

☆ 入雨の長雨(3日以上)に当てない。(ビニールを張る)

☆ 水は植え込み材料の表面が乾いたら1日措いて与える。(指で
触ってみる)

☆ 開花後の休眠株は、活動を開始するまでは水を与える回数を控
える。

☆ 植え替えは新根が2〜3ミリ伸び始めたときか 新芽が4〜5ミ
リ位伸びたときに行う。

☆ 株分けは、新芽が鉢から出る状態のとき、完成したパルプが3〜
4本必要。

☆ 古い鉢は、再使用しない。消毒したものは良い。

☆ ハサミなどの道具類はバーナーなどで消毒したものを使用する。
☆ 夏は高温のため、植え替え、株分けはひかえる。
☆ 換気扇、扇風機を活用して昼夜温室内に風を送る。
☆ 秋の長雨に当てない。(ビニールを張る)  
☆ 秋遅くまで肥料はやらない。

☆ 暖房機、冷房機の前に開花株は置かない。

☆ 冬の乾燥期は、夜間通路に散水・葉水を行う。加湿器が在れば申
し分なし。

☆ 冬でも晴れた日には2〜3時間は、窓を開けて風を通す。

☆ 病害虫の薬は説明書の倍率で、液肥は説明書の1.5〜2倍にし
て与える。

☆ 殺虫、殺菌の予防は、毎月2〜3回行う。
          カトレア原種の種の一考

 カトレアの原種とは、山採株(元)の標準種、変異種、自然交雑種の3種が基本である。また、これらのそれぞれの種のセルフ株も原種に加ても良いと思う。

 しかし、兄弟株やバラエテー株とのシブリングは原種とは言えないのではないか、何も原種は、交配種のように花が大きく、綺麗でなくとも、花が小さくて、入賞に拘らなくても良いのではないか。

 そうでもしいと原種の数がどんどん増えてしまい原種と交配種の区別がつき難くなるのではないか。
 原種の頭文字は小文字からと言うようにシブリング株も統一して、なにか別の記号で区別したらどうかと思う。

 このような考え方を思うのは、私だけであろうか。私は、なるべく山採株(元)や古い種の株(OG)、セルフ株を求める様にしています。如何しても価格的に求められないものは、メリクロン株でもしょうがないかなと、拘りを思うこの頃です。
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