ロージーが事故(ヘルニア)にあった頃に残していたメモをランダムに載せてみました。
少しでも雰囲気が伝わればと。
起きてしまったことは仕方ないので、とにかくできることをやってみるだけです。
飼い主にできるのはそんなことでしかないのです。


2000年5月27日
・PM3:30頃、近所の自転車公園でボール投げの最中に
 背中を傷める。
 すぐに病院に連れていき、ステロイドの
 注射を打つ。
・食欲はあって御飯は食べるが、下半身が麻痺
 している。
 下半身を引きずって、前足だけで歩いてくる。
 そこにじっとしていろ、と言っても歩いてくる。
・麻痺しているからだろう、おしっこを漏らす。

5月28日
・病院で貰ったプレドニゾロンを飲ます。
 おしっこの出が不規則。
5月29日
・気分転換に横になったままボールで遊ぶ。
・日大獣医学部に診察を頼むよう先生と話をする。

5月31日
・出血性梗塞かヘルニアの疑いがあると診断される。
 MRIでの検査が必要。

 右足に注射をする。
 日大獣医学部にアポをとってもらうように頼む。
・おしっこの回数が多い。
 クレドニゾロン、栄養剤、副作用止めを貰う。


6月1日
・ステロイドの副作用か、おしっこの回数が
 ものすごく多い。
・一日置きに朝飲ますことにする。
 犬は朝、ネコは夜だそうだ。

6月2日
・レントゲンをとる予定だったが、血液検査の
 結果、肝機能の値が高い。
 麻酔をするとさらに肝機能の値が高くなって、
 MRIをする時に麻酔をかけられなくなる可能性が
 ある為、今日はレントゲンをやめる。

6月2日
・うかつなことは言えないが、回復状態はよいかも
 しれないらしい。
・ヘルニアには第1種と第2種があるらしい。
 手術の要否はMRIの結果次第。
・6月14日(水)AM11:00〜アポOK。

・寝ている間に無意識に右足が動いている。
 自分で玄関まで行っておしっこを教える。
 確かに少し回復しているようにも感じられる。
 でも、油断は禁物。

6月10日
・こんな状態でも平日はおしっこやうんちを我慢している
 のだろう。
 漏らしてしまうことはない。
 でも、土日に1日中家にいて、何度も連れて出してあげると
 おしっこ、うんちばかりする。回数は不規則。

 やはり神経が麻痺していて、コントロールがうまく
 できないのだろう。


6月13日
・明日、やっとMRIの日。
 今日は朝御飯をやっていいのだろうか?
・病院に行く。
 今日の夜と明日の朝は御飯抜き。水も夜10時まで。
6月14日
・今日は藤沢の日大獣医学部でMRI。
・ロージーはもともと車の中では寝ないで、ずっと
 立っている。でも、今は立っていると右足に
 力が入らないのですぐよろけてしまう。
 近所の山崎さんが仕事を休んでつきあってくれる。
 車の中でずっとロージーを支えていてくれる。
 本当に感謝しています。ひとりだったら、病院
 にも連れていけない。
 ちょっと道に迷ったけれど、なんとか日大獣医学部
 に到着する。
 神経検査、血液検査、レントゲン、MRI、SFC?、髄液検査。


6月14日
・血液検査、神経検査が終了。
 肝臓の値が高いが、ステロイドを投与しているので
 仕方がない。
 同意書に署名し、MRIとSFCをする。
・待つこと1時間と少々。
 じたばたしてもしょうがないので、昼御飯を
 食べに行く。
・13時45分、終了の連絡。
・レントゲンの結果、胸骨12番と13番の隙間が狭い。
・MRIの結果、胸骨12番と13番の間の椎間板が
 炎症を起こしている。ヘルニアの一歩手前だそうだ。
 炎症が神経を圧迫しているが、神経が変形する
 ほどではないので、症状は軽いそうだ。よかった。
 手術ではなく、薬で経過をみることになる。
・ロージーはMRIの最中に麻酔が醒めてしまったらしい。

・麻酔から醒めてロージーが先生と歩いてくる。
 元気そうだ。
・代金、8万円(ぐらい)。
・クレジットカードを使える動物病院は初めてだった。

6月17日
・おしっこを何回も漏らす。
 血尿もでる。
 ハァハァしている。
 調子はよくなさそうだ。


7月1日
・アカシア動物病院に行く。
 足やおしっこの具合は落ち着いてきた。
 でも、右足の筋肉が落ちてしまって、力も入って
 いなくプヨプヨしている。
 インターネットでホメオパシーや鍼灸を知り
 小平のアカシア動物病院に行ってみる。
 電気の流れる(?)ベルトのような物をして
 ロージーの事を調べる。
 その後にORING(オーリング)、針、お灸をする。
 今飲んでいるプレドニゾロンは1/3ぐらいでよく、
 その他の薬は不要では、との事。
 どっちを信用していいものか。
 ホメオパシーは最初、ちょっとうん臭い感じが
 したが、とにかくできることはやってみよう。
 しばらくは、通常の治療と両方やってみることにする。
・ホメオパシーとは、白くて小さな砂糖玉を水に溶かして
 飲ませる。
 他の薬はやってはいけないが、いつもの病院で貰っている
 漢方のような薬だけは一緒に飲ませてみる。
・治療費はバカにならない。両方の病院をあわせて
 月に2〜3万はかかる。
 でも、しかたない。ちゃんと歩けるようになればいいか。

8月15日
・月2回程度アカシア動物病院に通う。
 針治療は、1回に10本以上、頭やら爪の先やら
 背中、お尻と全身にする。
 お尻当たりのつぼにさした時は、腰がくだけて
 よれよれになってしまった。ちょっと痛そうで
 可哀想だが、刺激を与えないといけないので
 我慢してくれ。
 お灸は、うちでも同じ物を買って家でもやる
 ことにする。せんねん灸の琵琶湖C型という棒灸。
 インターネットで中国製の棒灸も買ってみたが
 煙りが臭くてたまらんので、こちらはやめる。
・このころからリハビリを始める。
 泳がせるのがいいので、川に行って泳がせてみる。
 でも、背中が冷えるので犬用ウェットスーツを
 探しはじめる。  

12月23日〜1月12日
・自分が弱くなってしまったのが分かるのだろうか。
 今まで他の犬には無関心だったのに、ビーグルを
 追い掛けまわしたりする。
 近所のダルメシアンにいきなり耳を噛まれる。
 おしっこを漏らす。
 なんとなく不安定な日々。