設備案内

当院の設備について

コーンビームCT
2020年1月14日よりコーンビームCT(Naomi-CT)を導入しました。
20秒程度の短時間で精密なスライス画像および立体画像がみられ、副鼻腔炎や中耳炎の診断などに有用です。
被曝量は従来のヘリカルCTの24分の1とされていて低線量です。
保険点数は1,130点(1点10円)ですので、3割負担の方で3,300円となります。
また通常の単純レントゲンもこの器械で撮影することができます。
CT装置のイメージ像と被曝量についての資料を載せます。

診察室のようす 耳鼻科用のユニットを診察室の中央付近におき、人の動きがスムーズに行えるように広々とした空間をとっています。
 
   
1)診療ユニット 耳鼻咽喉科医院の象徴ともいえるユニットです。
診療ライト、スプレー、吸引、通気および薬剤や硬性機器を置く台からなっています。
   
2)診療椅子 ヘッドレストの両脇に出ている角みたいなのは、ヘッドレストを動かすレバーです。
この写真ではわかりにくいですが、椅子にはかわいい動物の図柄が書いてあります。
小児の一人掛け用に、背もたれが前に出てくる構造になっています。
   
3)処置用顕微鏡 主に耳の処置の時に使います。
耳垢を取るときもこれを使うことにより、痛みのない処置ができます。
   
4)X線検査ボックス 2020年1月からコーンビームCTを導入しました。
副鼻腔炎、中耳炎の他、顔面骨折(鼻骨骨折を含む)、唾石症、茎状突起過長症などに対して正確な診断が可能です。
この装置で従来の単純レントゲン写真を撮影することもできます。
   
5)聴力検査設備

防音した小部屋の中に、聴力検査用ボックスがあり、さらに防音効果を高めています。聴力検査の他、言葉の聞き取りの検査、内耳機能検査などができます。
中には鼓膜の動きをみる装置である、ティンパノメトリーも設置してあります

   
6)電子内視鏡 鼻腔から上咽頭、中咽頭、下咽頭、喉頭まで高画質で観察できます。平成29年12月には狭帯域光(NBI)で観察することもできる新たな電子ファイバースコープを導入し、上咽頭炎重症度の診断や微小癌検索に応用しています。
   
7)画像ファイリング用PC 内視鏡画像や聴力検査結果を取り込んで管理しています。
以前の所見やデータとの比較もできます。
   
8)電子カルテ 電子カルテです。これに病歴などを打ち込みながら診療しています。
現在はラボテック社の電子カルテで運用しています。隣にもう一つモニターを設け、入力補助をしてもらっています。さらに真ん中には旧電子カルテ端末があり、過去のカルテを見ることができます。
   
9)アイチケット用PC 予約システム用(アイチケット)のPCです。
   
10)ネブライザー 副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、咽喉頭炎などに行うネブライザーです。砂時計をイメージした電光掲示があり、あとどれぐらいで終わるかがわかります。
   
その他  
検査、処置、手術用ベッド 写真の右下に見えています。
ここでめまいの検査、処置、手術などを行います。
   
点滴用ベッド(2台) 急性扁桃炎などの急性炎症に対しては抗生剤などの点滴、めまいに対する点滴などを行っています。
感染症の患者さんの隔離や、具合の悪い方に一時的に休んでもらったりしています。
 
   
サイノジェクト サイノジェクトによる副鼻腔穿刺洗浄療法について
 急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)の治療に上顎洞穿刺、洗浄療法があります。これは鼻腔の外側の壁を針で貫いて上顎洞に刺入し、洞内を水で洗い流して膿を排出させる方法です。
 従来はシュミット針というものを用いて1回1回刺しては洗浄する方法が行われていましたが、そのたびに痛みや出血などの苦痛を伴うことがありました。
 サイノジェクトは上顎洞穿刺用の特殊な機械で、刺入と同時にステイチューブが留置されます。そのチューブに洗浄用のチューブを接続して、繰り返し洗浄することができるため、2回目以降は刺入する必要がなくなります。洗浄を繰り返すことによって、薬物療法よりも高い治療効果が期待できます。刺入の際も、従来のシュミット針によるものよりも少ない衝撃で行うことができます。
 合併症などの問題点としては、骨の硬さや構造上の問題でステイチューブがうまく刺入、留置ができない場合があります。また最終的にチューブを抜去する際に0.02%未満の確率で、チューブが途中でちぎれ手術的に取り出さねばならなくなることがあるとされています。この場合の手術等に関しては、当方での保証ができかねますので、以上の点をご了解の上処置をお受けになりますようお願いいたします。
   
凝固装置 鼻出血の止血に用います。これにより、多くの場合は鼻腔にガーゼなどの詰め物をすることなく処置、帰宅することができます。
     
空気清浄装置
(エアロシステム)
当科の待合室と診察室の天井2か所に空気清浄装置(エアロシステム)が設置してあります。
ほこり、花粉、病原菌などを除去すると同時に、消臭効果も高いため、快適な空気環境が保たれています。花粉症やによる症状や咳などが鎮まることが期待されます。
   
キッズスペース お子さまの待ち時間が少しでも楽しくなるよう、キッズスペースを設けてあります。くつを脱いで上がってもらいますので、横になってくつろぎたい方もご利用になれます。
ここにはモニターがあって、適宜番組を流しますので、待ち時間を多少快適に過ごして頂けるかと思います。
 
   
 
 
一番人気のおもちゃがこのキンコンボールです
キーン、コーンと音を出しながらボールが転がり落ちます
診察室にいても、あっお子さんがきた、とすぐわかります

大野耳鼻咽喉科
ホームページ
東京都福生市
牛浜
耳鼻咽喉科
医院
病院
慢性上咽頭炎に対する
EAT ( Bスポット療法)