![]()
∫クルマ選びのイロハニホヘト∫
私事なんだが、友人知人によくこう話しかけられることがある。
「クルマが欲しいんだけどさ…なんたらかんたら」
とまぁ、はやい話が
「クルマが欲しいんだけど、相談に乗ってくれ」
ってことなんだが最近、多々ある。
この場合のクルマとは中古車のことを指す場合がほとんどである。
クルマ好きならともかく、そうでない人にはどうも中古車ってのは不安らしい。
なにが不安って、新車は
現在、生産しているクルマのなかからしか選択肢がなく、
どれも後悔しにくい
それに対し、中古車ってのはクルマの状態は勿論、値段、店の対応、車種、グレードなど
人によってそれぞれだと思うから一概には言えないけど、
選択肢が実に幅広い。
おれっちにとってはそういったところでの絞込みや妥協も
たのしく、だからこそ人の相談にのっているのである。
とはいえ、値段、店の応対などについては
とても話すほど詳しくはないので割愛。
よって、ここでは「それ以外のところの絞込みかた」
つまり、「机上で決める絞込み」を記していく。
ウヒヒヒヒ
*まずは自分の状態を考える*
人によってそれぞれだと思うが、何故クルマがほしいのか?を考えると
下のいくつかのパターンに当てはまると思う。
A:仕事の関係(通勤、営業の為)
B:生活の為(自分の趣味や家族の為)
C:趣味(クルマが好きで所有したい)
D:なんとなく(まわりが買うから、あると便利そうだから)
E:女の子ひっかけるため=論外。お好きなのどーぞ
おれっちの場合Cの理由でAをいい訳にして買ったのである。
大抵のひとはおれっちのようにいくつかの理由をかけ合わせてクルマ購入を
考えるわけだが、ここでポイントなのはどの理由がポイントか?
ということにある。
さて、もうひとつ自分の状態で考えてもらいたいものがある。
それは、クルマにまつわる知人はいるか?ということ。
例えば、親がTOYOTAに勤めていて、
その親に金を出してもらうのに、NISSANを…ってわけにはいかないだろう。
そこを踏まえて、自分は何の為にどこの会社のクルマを買うのかハッキリさせよう。
(会社は無理に決めなくてもOK)
*どこまで出してどこまで引くのか?*
いくら出せるのか?
何を隠そう(隠してないけど)これが一番重要なことだったりする。
次に重要なのはどこまで妥協できるかである。
当たり前だが、なんぼでも出せるってなら
フェラーリでもランボルギーニでもOKなわけだし。
そのためにも前項で自分のクルマを買う目的をハッキリさせよう。
ここでは大体100万円以下での購入に視点を置く。
おれっちの場合はまず、
おれっち的に格好がいいこと
なにか売りのある早さがあること
維持費が安く済むこと
というのを意識してクルマを選んだわけである。
そうするとおのずと妥協できるポイントがでてくる。
内装、インテリアはあまり気にしない。
車種自体の生産年数は気にしない。
(古いデザインでもOK、ってかむしろそっちのが格好いい)
乗車可能人数は2〜4人でOK。
あたりが妥協ポイントとなったわけである。
*具体的な絞込みと対策*
クルマ車種で決めるポイントは
1、乗車可能人数
2、速さ(動力性能、駆動方式)
3、維持費
4、デザイン
5、付加価値(付加機能)
そのほか、販売メーカー、値段などは直接車種によるものではないので
ここでは割愛させていただく。
まず、1の乗車可能人数。
釣りやキャンプ、スキーなどの趣味。
友人、家族と出かけるのが目的な人はここはよく考えよう。
前述の車購入理由の項目でいうと…
A、ならやはり無難な4〜5人は乗れるものがいい。
B、は多ければ多いほどいいだろうから5〜8人だろう。
C、D、についてはなんでもいいと思うが、やはり2人はつらいかもしれない。
となる。
次に2の速さだが、
モータースポーツに興味がなければ無用のように思われる。
が、
あまり軽んじない方がいい。
クルマはまず「動くもの」なのだから。
エンジン性能は高速道路や、脇道から本通りへの進入。
駆動方式、ABSなどのサポート装置は雨や雪の日など、道路状態に関係する。
なお、サスペンション、ブレーキなどは車検さえ通れば、
それほど気にする必要はないが
一つ覚えておいて欲しいのは、
同じ速度なら速いクルマほど事故をしにくいということである。
それは同じダイヤモンドダストでも、青銅聖闘士と黄金聖闘士では
威力が違うというのと同じだ。
それらを踏まえた上で(別に聖闘士はどうでもいいが)
A、は特にこだわる必要はないが、
天候に関係なく使用することを考えると、
駆動方式は4WDやFFなどがのぞましいかも。
B、はこだわる必要なし。
ただし、高速道路が不安なら馬力などを
スキーが趣味なら駆動形式を重視しよう。
Cは動力性能などは外せないところだろう。
C、D、は好きなものを選ぼう。
さて、次は3の維持費。
これは具体的に燃料の種類、税金(重量、排気量)、保険料といったところ。
さてAはもっとも重視してもらいたい。
燃料の種類はハイオク、レギュラー(軽油もあるけど、環境適合考えて未来がないので×)あるが
レギュラーで決まりだろう。
余談だが、レギュラーガソリンは正式名称、無鉛レギュラーガソリン。
それに対し、ハイオクは無鉛プレミアムガソリン。
なら、ハイオクではなくプレミアムと呼ばないんだ?
さらに余談だが、レギュラーコーヒーはあるのに
ハイオクコーヒーが無いのは何故だろう?
あ、プレミアムコーヒーってのは豆の状態としてはあるか。
余談終了。
税金についても燃費にも影響するのでやはり1t以下を目標にしたい。
排気量も1500ccが限度だろう。
保険料についてはやはり最低基準のファミリーセダンがいい。
※補足
セダン=4ドア クーペ=2ドアと思って大体OK。
Bとなると…燃料レギュラーで重量についてはあきらめよう。
人数を乗せる車となるとミニバンかRV、1BOXとなるが、
これらはどれもヘビーウェイトである。
排気量は前の早さに関係するが人数をのせるクルマ。
やはりある程度ほしいだろう2000cc以内に収めればOKとしよう。
保険料金については要注意。
最近の若者たちがド派手に載りまわしてくれたおかげで
RVは保険料が高い。
ウミガメさんに合掌。ナム。
また、ツーリングワゴンももとの車種によっては高い(インプレッサなど)。
Cの場合はこれらはあきらめよう。
燃料はまずハイオクになる。
つづいて税金もやすいにこしたことがないが、
重量、排気量も自分の納得できる動力を手に入れるまであきらめるべきだ。
保険についてはもうおしまい。
きょうび、シビックでさえスポーツタイプは最高基準である
Dの場合、なんでもいいが、それだとなにひとつアドバイスできないので、
ここらを基準に考えるべきだろう。
4については特になし。
ある意味、ここが一番の妥協ポイントかもしれない。
C、Dの人はあんまり妥協するとあとで後悔するかもしれない。
買ってから自分で何度も見てニヤつくくらいがいい。
知人でやたらガルウィングにこだわる人間がいたが、
予算的に言っても国産車全部から見ても
2車種しかないのである意味哀れであった。
無いものねだりはやめよう。
5は考えればかなり妥協できる。
シートなどの状態については中古車である以上、
そのクルマの経年劣化は避けられないところ。
問題は音楽機能。
MDもCDもいらなければその分やすくなる。
エアロパーツも気に入ったものをたまたま装備していればラッキー
くらいに考えよう。
サンルーフもスポーツ走行には邪魔になるのでC以外はあまり考えない方がいい。
サンルーフなんかはわざわざ探すとえらく市場に出回っている数が
少ないため、オークションなどでは価格があがる原因になる。
エアコンなんかも無いのは問題だが標準品でOKとしよう。
忘れがちなのがオートキーオープンや電動窓。
C以外はここいらはあまり妥協しないように。
あとで泣きを見る場合がある。
その他、電動リクライニング、デジタルパネル、ガルウイング、ステアマチックなどあるが、
あまり凝りすぎることは選択肢を狭めるだけ、ということを忘れないように。
個人的に前の所有者が喫煙者なクルマは避けたい。
さて、おれっちの場合だが、CをメインにDを「いい訳」にしたわけだから、
1、乗車可能人数=2人でいいが、4人乗れた方がいいかも。
2、速さ=やはり速い方がいい、データから120馬力は欲しい。
駆動方式はどれでもそれなりにいい。
3、維持費=燃料はレギュラーが望ましいが、ハイオクでもOK。
税金、燃費を考えて1t以下の車重、2000cc以内の排気量。
4、デザイン=重要視!!
5、付加価値=不要!必要ならあとで買う。
という答えが導き出されたわけである。
∫おすすめ基準∫
馬力、重量は高速に乗るつもりがあるならパワーウェイト・レシオが9.0に収まるようにしたい。
(パワーウェイト・レシオ=車重/馬力
つまり、車重1000kg、馬力100なら10.0となる)
7.0もあれば充分スポーツ走行もできる。
排気量の税金は1000cc〜1500cc、1600cc〜2000ccで区切られる。
つまり1300ccと1500ccは払う税金は同じである。
(環境適合などは抜かす)
この場合、ふところが許すならやはり、1500ccの方がおすすめ。
FFやFRがメインの駆動形式なのに4WDのグレードがある車がある。
それは最近の「若者諸氏の4WDでないと買わない」というものからくる。
そういった車の4WDはあくまでも4つのタイヤが回るだけなので
あまり大きな意味はないので無理にこだわる必要はない。
それでも雪の日ならちょっとは効果あるが…。
運転にあんまり自身がないなら小型車がおすすめ。
具体的には5ナンバー車(全幅1695mm以内)。
軽自動車は維持費が安くつくが、馬力は64馬力が限界、
おまけに安全基準が普通車の80%で車検に通ってしまうので
その辺を考慮して欲しい。
軽は安いが命も2割引きだと考えると…。
∫そんで∫
これをもとに、雑誌(カーセンサー)や
インターネット(ヤフーくるまのカテゴリ)などから自分にあう車種を見つけ出そう。
忘れがちだが、デザインについて重要なのが、
道で出会う車の車種チェック。
「お、このくるまいいな」と思ったら、
気になる女のコを町で見かけた時と同様
すばやく、後ろにまわろう。
そして車種チャック。ついでにグレードも見ておこう。
そして候補が3〜5台も決まったら、ここからが楽しい瞬間。となる
その後、具体的に腹が決まったら、いよいよお店へ向うわけだ。
その後の交渉などはあなたの力量!
おれっち的に考え、探し出した最終選考に残った車種。
ここからはおれっちの最終選考思考錯誤を記しておく。
TOYOTA AE86 (GT>-APEX)
(スプリンタートレノ&カローラレビン)
TOYOTA MR-2 AW-11 (G-limitted)
HONDA CR-X EF7、EF8 (Si&Si-R)
HONDA CIVIC EG6 (Sir&Sir2)
の4車種、9グレード。
まず、デザイン的には…
MR-2
CR-X
CIVIC
AE86
となる。
さらにやはり、知り合いに乗っている人がいるので
被ることを避ける意味でもAE86は抜け。
有名漫画にもでてるし、ヘボが乗るのはずかしいし。
ついで、CIVICもAE86同様、車種自体の人気による高価格のため抜け。
ここでMR-2とCR-Xが残る。
デザイン、値段的にはMR-2に軍配が上がるが、
動力性能、速さでCR-Xに軍配が上がる。
両者一歩も譲らぬ状態となる。
3日3晩悩んだあげく、メンテナンス、状態、乗車人数を考えてCR-Xとする。
あとはグレードだが、SiとSi-Rの違いは、
Si=レギュラー燃料で130馬力
Si-R=ハイオクだが160馬力
やはり圧倒的にSi-Rが魅力的だ。
だが、通勤に使うことを考えるとオートマがあるSiも浮上。
あるサイトではCR-Xはオートマでも充分だという。
ぐらつくオレっち。
その後、雑誌カーセンサーなどでとあることに気が付く。
なんと価格が10万円以上違う!!
腹は決まった。
CR-X SiのAT、これがBEST!
実はその後、妥協でちょっと後悔したことがある。
それはおれっちの出した条件にあう車がみつかったのだが、
その車にサンルーフがついていたことである。
走行距離と初年度登録を取ったせいなんだが、
サンルーフってのがどうもクールさを出すのに邪魔になる。
あるとないとでは重量が10kgも違ったりする。
別に払う税金が変わるわけでもないのだが、
今となっては、天井を見るたびに
「無いほうがよかったなぁ」とつぶやく日々だったりする。
あんまり妥協し過ぎるのも後悔するというお話。