太極拳+気功で健康維持!
中国伝統の健康法である「気功」や「太極拳」などの動きを取り入れた誰にでもできる簡単な5分間体操。
これから「気功」や「太極拳」を始めようとお考えの方だけでなく、日頃の体調管理にもお勧めです。

・確実に元気になれる理由
老化防止体内の「気」の流れを整えることにより不必要な老化を防ぎます。
関節強化低めの姿勢を保ちゆっくりと体重移動することによって、関節を強化します。
自分の体力にあわせて膝を曲げる深さを調整します。
免疫力強化「正気」を育て、病気に打ち勝つ免疫力を強化します。
胃腸の働きを整える腹式呼吸により腹部の気温が上昇し、消化呼吸機能を活発にします。
心と身体の協調能力の調整呼吸法やゆったりとした動きにより、大脳皮質の細胞の興奮を和らげ、全身の各機能を調整します。
また、交感神経の緊張を緩め、リラックス反応をもたらします。

歩法

馬歩baho

両足を肩幅程度に開き、両膝を曲げてかがみます。膝を曲げる深さは自分で調整します。足先は前に向けて。重心は両脚の中間に落とします。

弓歩kyuho

両脚を前後に開き、前足の膝を十分に曲げて重心を前脚に落とします。後足はまっすぐ伸ばして。後から見ると、ちょうど弓のような形になります。

ト歩toho

両脚を左右、肩幅よりやや大きく開きます。ゆっくり片足に重心をかけ、カラダは重心をかけた足とは反対側に回します。

手法

掌sho

自然に指を並べ、親指と人差し指の間をやや広めに広げた状態。掌の中心部分を掌心と呼びます。

拳ken

軽く力を入れて拳を握る状態。親指以外の指で掌を軽く包み、親指を人差し指と中指の上に添えます。握った拳の中心は拳心と呼びます。

勾kuu

指先を一点にあわせたまま、手の甲を上にします。

起勢keisei

1.両脚は肩幅に開きます。両手はボールを抱くようにお腹の前へ。目は自然に前に。
2.10秒後、息を吸いながら両手をゆっくり肩の高さまで持ち上げます。肩を上げず、腕だけを上げましょう。「気」を持ち上げる気持ちで。
3.掌を返し「気」を静めるように、ゆっくり手を腰の位置に戻します。膝を軽く曲げると同時に、息を吐き出しましょう。この動作を3回繰り返しましょう。
4.次の動作に移る間は、すべてこの基本姿勢でつなぎます。

馬法起勢bahokisei

1.足先は前方に向け、両脚を肩幅程度に開きます。両手は大股の側面。
2.息を吸いながら、両腕を前方に、肩と同じ高さまで上げます。
3.息を吐きながら、両膝を曲げてかがみましょう。重心は両脚の中間。目は自然に前方に向けて。これを2回繰り返します。

左右沖拳sayuchuken

1.軽く握った拳を腰の高さに置きます。両脚は肩幅程度に左右に開きます。
2.拳心を上に向けて、カラダの重心を少し下に落としながら、左手を前に胸と同じ高さまで打ち出します。
3.一度基本姿勢に戻り、同じ要領で右手を前に打ち出します。

弓歩揮掌kyuhosoushow

1.両脚をそろえて立ちます。両手は軽く拳を握って腰の高さへ。
2.左足をゆっくり持ち上げながら、左掌を上にして頭上に伸ばします。右手の掌心は下向きで、右ももの前に置きます。
3.左足を後方に下げて、右足の膝を十分に曲げて弓歩に。頭上の手を肩の高さまで戻し、右手肘の下に移動。右手は掌心を上向き返し、目の高さに突き出します。基本姿勢に戻り、反対側も同様に行います。
4.Front
5.Side

進歩単鞭shinhotanbin

1.軽く足を開いた姿勢から、徐々に右足に体重をかけ、左足を右足に近づけてつま先を軽く地面につけます。右手を勾、左手は掌にして、ゆっくり肩の高さに持ち上げます。
2.上体をやや左に回して、左足を横に踏み出すと同時に、左手を返して前方に伸ばします。右手は勾のまま肩の高さで保ちます。
3.重心をゆっくり右足に戻し、上体を右に回して両手を肩の高さに戻し基本姿勢に戻ります。反対側も同様に。

単手托掌tanshutakushow

1.自然に立ち、両手は腰の高さに。拳心を上に向けます。
2.左足を肩幅より広めにやや後ろに開き、右足に重心を移します。
3.ゆっくりとカラダを左側に回します。右手は頭上に挙げて掌心を上に、また、左手は掌心を下に向けて押し下げます。基本姿勢に戻り、反対側も同様に。

野馬分髪yababunkei

1.両脚を肩幅に開き、両腕をゆっくり前方、肩の高さまで持ち上がります。掌心は下向き。
2.ゆっくり膝をまげて腕を胸の高さに下ろします。掌心を前向きに。
3.左足を右足に引き寄せ、右手を上、左手を下にしてボールを持つように。
4.左足を斜め前に踏み出して重心を移動すると同時に。左手は弧を描くように前方へ(掌は顔向き)。ゆっくり重心を元に戻し反対側へ。

拶膝拗歩roushitsuyouho

1.両脚を肩幅に開き、両腕をゆっくり前方、肩の高さまで上げます。
2.ゆっくり膝をまげて腕を胸の高さに下ろします。
3.右足に左足を引き寄せ、右手は掌心を上にして耳の高さまで上げます。
4.右手は掌心を下に返し、左手はお腹の右前方で押さえます。
5.左足を前に出し、右手を前方に押し出します。左手はカラダの左下を押さえます。基本姿勢に戻り、反対側も同様に。

左右穿梭sayusoushun

1.両脚を肩幅に開き、両腕をゆっくり前方、肩の高さまで上げます。
2.ゆっくり膝をまげて腕を胸の高さに下ろします。
3.右腕を上にしてボールを抱えるようにします。同時に、左足を右足に引き寄せます。
4.左足を前に出して、左手は左額前方に。右手は斜め上に押し出します。
5.そのまま、左手の掌で前方に押し出します。基本姿勢に戻り、反対側も同様に。

上歩撃捶jouhogekisui

1.両手を軽く握って腰の高さに置きます。視線は前方。
2.左足を前に出し、右足を軽く曲げます。同時に左掌を打ち出しましょう。
3.ゆっくり左足に体重を移動。右拳心を縦にし、打ち出します。基本姿勢に戻り、反対側も同様に。

左右蹴足sayukeisoku

1.左足をゆっくり持ち上げ、左手は顔の高さまで上げます。右手は右脇に下ろし、掌心を下に。
2.左足を下ろし、右側も同様に行います。
3.重心を右足に移し、左足を前方にのばして蹴り上げます。両手は耳の高さで掌心を外側に向けてバランスを取ります。
4.足と手を戻し、今度は右足で蹴ります。

収勢shusei

1.両脚は肩幅に開きます。両手はボールを抱くようにお腹の前に。
2.約10秒後、息を吸いながら両手をゆっくり肩の高さまで持ち上げます。肩を上げず、腕だけ上げましょう。腰は少し伸ばした状態。
3.息を吐きながら、両腕を下ろします。膝は自然に曲げて。腰の位置で押し下げるイメージです。これを2回繰り返します。
4.両脚を肩幅よりやや大きめに開き、両手を左右に広げます。
5.息を吸いながら、ゆっくり円を描くように両腕を横から頭上に持ち上げます。
6.息を吐き出しながら、両腕を下ろします。膝は自然に曲げて。腰の位置で押し下げるイメージです。これを2回繰り返します。