東京国際マラソン参戦記(総括編)
東京国際マラソンに出ようと思ったのは、昨年の
東京に向けて本格的に練習を開始したのは、
最初の頃は故障寸前で、タイム的にも以前には遠く及ばなかったため、もう無理だと思う日々だったが、臼井さんに誘っていただいた河口湖マラソンに出場しなくてはいけなかったので、とりあえず
上昇のきっかけをつかめたのは、その河口湖マラソンだった。わずか
体調不良もあって、
しかし、東大和から三鷹までの通勤ランでまとめて距離を踏むことができたのは、今までより良かったと思った。いままで平日は、朝8k、夜10kという具合に細切れの練習だったので、朝から16kと、確実に体に負荷をかけることができた。
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しかし、その後は確実に体の切れが出てきて秋留台の練習でも良い走りができたのだが、急に大きな動きができるようになったため、体が悲鳴をあげてしまい筋肉痛、足底痛に悩まされるようになった。
あまりに体調が上がってこないので、水曜日に治療院に行って、その後の練習を極端に落としてレースに望むことにした。
幸い、針灸が効いたのか、木曜日から少しずつ良くなり始めたが、この段階ではあと
前日になっても今一つといった感覚だったが、瑞穂の村野さんの車に乗せてもらい、国立競技場の前日受付にリラックスして行くことができたので、やる気だけは出てきた。前日のジョックも、とにかくゆっくり疲れを体から出すことだけを意識して行った。
夜ごはんは、魚のムニエルなどで味噌汁の代わりにかけうどんを作ってもらった。食後にケーキ、アミノバイタル等を食べた。スペシャルドリンクを専用のボトルに入れ翌日の準備をして、
当日は、小雪が舞う厳しい気象状況であったが、北西の風は例年よりは弱く、自分の感覚としては、
逆に一流選手は、先頭集団のハイペースの影響で後半失速して、寒さの影響をもろに受けていたので、結果的に普段より落ち込みが大きくなって、相対的に自分の順位が上がったと思われる。
レース内容については、レース当日編のとおりだが、今回第
以前ランナーズの取材の時にも話したことなのですが、足し算の発想で、練習量を300kから500k、600k、800k、1000kと延ばしていくなら、その練習を、余裕を持って消化できれば、結果を出せるとは思うが、人間の生身の体は、そう簡単には受付けてくれない。だったら少し遠回りをしても、時間をかけて、今回だめでも次回、次回がだめでもその次という具合に、自分に合った同じ流れの練習を無理なくこなすようにした方が、長持ちするし、最終的に良い結果が得られるのではないかと思う。
そうは言っても、今後自己ベストを更新して
残された数年の中で、しっかり準備ができて、当日の条件に恵まれるレースは後
今回の東京は、地元でサッカーで言えばホームゲームであった。数多くの皆さんから応援してもらい、その応援によって走ることができたと思う。次回、アウェイの福岡でしっかり走り、今回の記録がまぐれだと言われないように、がんばりたい。
まずは、皆さんと一緒に練習しなければ…