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映 像
『西遊記』『西遊記2』堺正章・夏目雅子版/1978年/日本TV放映
●再放送録画&DVD化。堺正章は「いい漢(おとこ)」だなぁ!とつくづく思う。外見だけではない演技からにじみ出る男前の魅力に開眼させてもらった。2006年/フジTV版最終話での30年近い歳月を忘れる鮮やかな根術に感嘆!自分にとって「実写版西遊記」の原点なので、原作との相違も技術の古さも全てあばたもえくぼで好き。2006年DVDBOX発売万歳!「1」だけGET

『西遊記』本木雅弘・宮沢りえ版/1993年/日本TV放映
●3時間枠の単発。何と言っても久々の西遊記に期待満々でHQテープに標準録画!・・・恋愛ドラマだったorzりえ三蔵は悟空の昔の恋人と二役で、まぁ、そういう「運命の出会い」なのだそう。りえ三蔵ったら「私は男だ」を連呼してるのに八戒にも劣情もよおされちゃうって……三弟子とも天仙の過去は無く「元は人間だったが悪行の報いで異形に成り果てた」という設定。敵ボスは金角銀角。

『西遊記』唐沢寿明・牧瀬里穂版/1993年/日本TV放映
●最終回まで録画してないのが物語る、かな。りえ版とも、「男性役を演じ切った夏目さんは実はすごかったのだ!」と妙なところで感心してみたり。悟空役は「イケメン俳優」が地顔でやるなよとも。内容忘却ゆえ近々観賞予定

『西遊記』1986年/中国中央電子台制作
●TV放映録画&ヤフオク入手ビデオ12巻セット。西遊記オタクなら余計なフィルター無しの本場モンを観て損は無し!しかしとても全作は追い切れません(T^T)

『Hi-SFX-MOVIE 西遊記SAI-YU-KI』 1988年/松竹
●着ぐるみと操演による火焔山編。劇画調の人形デザインといいCV悟空>中谷一郎(風車の矢七)八戒>坂上二郎、悟浄>矢島正明というキャストといい、オトナ向け?というか対象年齢不明な作品。羅刹女に芭蕉扇喰らい叩き付けられて観音様に介抱、偽芭蕉扇つかまされ炎にまかれて大火傷でお師匠に介抱されてる2度の包帯姿の悟空(のシチュエーション)はナニカが萌え出づりまするよ。
諸手をあげて人に勧めるのはちょとはばかるアレな1本ではありまするが、こんな風に琴線に触れるシーンがあれば、ファンは満足しちゃうものなんだよなーという好例。

『西遊記』1960年 / 東映
●原案の手塚先生の東映との齟齬と歩み寄りは置いといて、88分で石猴誕生から天竺着〜ハッピーエンドまできれいにまとめた1本。
原作ラストでのヒロインの死がアニメ化で翻ってしまうというと、『ガンバの冒険』も同じ「子ども向けゆえの」事情だったのだろうか。

『悟空の大冒険』1967年/虫プロ
●再放送録画。虫プロ本領発揮はっちゃけたキャラクターの暴れ振りが気持ちイイ

『孫悟空 三打白骨精』中国製作
●1991年NHK放映を録画。慌てて録画したのか、冒頭削れてたorz。たおやかな動きで品良く展開する逸品。気絶するまで緊箍締められた挙げ句破門されても、なお健気な悟空がたまらん。
吹き替えは悟空=山田康雄で、雰囲気に合わせて抑えた演技は合っているんだけど、イーストウッドやルパン三世での迫力が恋しかったりする。


音 楽
『悟空幻想』梅沢富美男/1986年/キングレコードCD版WANTED!!

〜永劫の闇を切り裂くのは光か音か。天翔る箱船に身をゆだねて、夢みるのはもうひとつの現実(うつつ)か。いま、あなたをいざなう零(ゼロ)の時、華厳の時。〜
 ・悟空幻想序曲
●インストルメンタル
  ・零の世界
   ・石  猿
●誕生から封印まで
    ・ふたつない出逢い
●三蔵への悟空の思慕
     ・欲の限りと知の限り
          
〜三蔵の分身としての八戒と悟浄〜
        ・
恋 無 縁●三蔵に対する女怪の恋慕
        ・至上の美しさ
            
〜観音菩薩〜●観音様への悟空(だけではないが)の憧憬
          ・西天百万里
              
〜八十一難〜
               ・
歓びから振り向けば●天竺到達後、旅の邂逅
              ・旅ふたたび

●小椋桂・喜多郎・辻村ジュサブロー他の全曲西遊記のコラボアルバムLP。インスト1曲・歌9曲内8曲を小椋桂作詞。
悟空の三蔵への慕情を歌った「ふたつない出逢い」が一番好き。固有名詞が入ってないのでそのまま聴くと甘い恋心の歌なのがぁああッ!小椋桂…侮れんッ。正に私のために作ってくれたんですね!!な1枚。西遊記好きな人には猛烈に聴いて欲しい。
探し続けているがCD化はされてない模様
もしCD版見かけられましたら、是非教えてください!!

『マジックモンキー』ゴダイゴ/1978年/コロムビア
●堺版西遊記のサントラ。これはCD版も出たので購入。


周辺書籍 参考文献…と言いたいところだが動物・幻獣・民話好きとの境界が不鮮明な蔵書含む。ろくに役立てていないのは見ての通り

『幸島のサル』三戸サツエ●現在所在がわからない(実家?)モノクロ写真集だが、サル参考のファーストコンタクト
『動物大百科3霊長類』/平凡社●全巻そろえたかったがこれ含め4冊のみ。資金と収納場所がッ!
『進化の隣人・サルとの対話』河合雅雄/毎日新聞社
『捜神記』東洋文庫10
『和漢三才図会』1・6●全18巻揃えられるものなら揃えたい…各巻¥3000前後だけどねorz
『聊斎志異』上下/平凡社
『聊斎志異〜玩世と怪異の覗きからくり』稲田孝/講談社選書
『封神演技』上中下/安能務/講談社文庫
『中国怪奇物語』 幽霊編・神仙編・妖怪編/駒田信二/講談社文庫
『列仙伝・神仙伝』平凡社ライブラリー
『山海経』平凡社ライブラリー
『中国の神獣・悪鬼たち-山海経の世界』伊藤清司/東方書店
『中国の妖怪』中野美代子/岩波新書
『三蔵法師』中野美代子/中公文庫
『中国民話集』飯倉照平編/岩波文庫
『ものがたり唐代伝奇』陳舜臣/朝日文庫●「新西遊記」と同様、解説交えたダイジェスト訳
『ものがたり水滸伝』陳舜臣/朝日文庫●上に同
『西域余聞』陳舜臣/朝日文庫
『天地を喰らう』『赤龍王』『雲に乗る』本宮ひろ志●実家置き去りだがまだ有るかなぁ。『雲〜』は三国・史記に続き本宮版「西遊記(大鬧天宮)」か?!と早計。結局どうなったんだろう…文庫出たら読破してみるか。
 四大奇書のうち、『金瓶梅』モノだけ未見

『中国の呪法』澤田瑞穂/平河出版社
『道教の本・不老不死をめざす仙道呪術の世界』学研ブックスエソテリカ4
『道教の神々』窪徳忠/講談社文庫●斉天大聖の誕生日が載っている!という情報だけで買っちゃいましたよ
『仏像の事典』熊田由美子/成美堂出版●仏の紹介や像の見どころ解説本。諸仏の「衣の着付けが図解」されているのが良。
『武器と防具・中国編』新紀元社
『棍術・槍術〜中国武術基礎練習シリーズ』ベースボールマガジン社●これを見ながら姿見の前で棒を構えてポーズとったりしてるわけですよ。のぞいちゃイヤン
『動くポーズ集5武器編』マール社●さすが「ハルトグレン/動物画の描き方」のマール社。眺めてるだけでも心躍るコマ送りの連続写真のポーズ集。棍と日本刀が多いのが私的にすごく嬉しい1冊。棍VS日本刀なんてのもある!時代小説ファンでもあるので日本刀好きなのよン