「車内拝見」はこんな車内も取り上げました。

十年一昔とは良く言ったもので、
車内学の世界も、様々な出来事がありました。

皆様の記憶にも新しい車両、引退した車両、様々な空間が思い浮かぶのではないでしょうか。

ここでは、フロムたかきゅう「車内拝見」時代に取り上げた車内から
「デジタルビデオの静止画機能」で取材していた頃の
ちょっと懐かしい車内をご覧頂きたいと思います。

若気の至りということで、大目に見てください(^^;;;



10年前、ちょうどモケットの貼り替えが始まっていたのが205系の茶色モケット。
今は京葉線用を除いて全て緑色のモケットに交換されました。

横浜線の205系はJRになってから製作されました。
しかし、この変更はさりげない国鉄時代の面影がまた一つ消えた瞬間になりました。



相模線の205系も独特の青いモケットが緑色のモケットに交換されてしまいました。
ホワイトバランスの種類が少なく、広角側の焦点距離が長いデジタルビデオ。
見たままの色合いが表現できず、苦労したこともありました。

あと、今もたいして進歩していませんが撮り方も下手の極みでした(^^;;;
デジタルカメラの恩恵に授かれたのは4年目のことでした。

でも、今でも時々ホワイトバランスと広角の焦点距離には悩まされます。


暇に任せてマニアックな小ネタにも手を出していました。
画像は201系。ドア付近の吊革を増設していない1編成を偶然見かけ、
東京駅で無理矢理取材した様子を掲載。

拝島駅における103系の分割シーンや拝島駅界隈の留置車両をリポートしたり
東京西部で収録した「音」を掲載したりしていましたが、
ご覧になった方はどういう感想をお持ちになっていたのか、気になります…。



もちろんこの10年で引退してしまった車両もいくつか取材しました。
小田急9000形もその一つ。小田急の寒色系の車内はどこか
国鉄時代の103系や京急の1000形とも通ずるところがあって、
なぜか落ち着いて過ごせた記憶があります。

寒色系から暖色系のシフトが進んだ小田急。
暖色系から寒色系のシフトが進んだ西武鉄道。
カラフルな車内を次々とリリースした東急。


関東の私鉄もこの10年で数え切れない程の変化がありました。


そんな中、自分の中で一際思い出に残っている引退車両があります。
引退直前に取材した、登場当時画期的なアイデアが話題だったあの車両。
フロムたかきゅう時代「車内拝見」で3ページに渡って熱く?紹介していました。
その模様をほぼそのまま復活アップしてみました。クリックしてご覧下さい。




フロたか時代から数えて11年目に突入した「鉄な車内学なサイト」オンタイム。
長年のご愛顧に心から感謝申し上げます。
そしてこれからも、よろしくお願い致します。

 

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