好転反応とは施療を受けた後や、施療を継続的に続けていく中で、自然治癒力の活性化によりおこる身体の変調のことです。
体調が整っていくことで身体が敏感になり、病気を治し、健康を増進しようとする働きが強まります。そのため、時には具合が悪くなったのではないかと思われるような症状を呈したりすることがあります。これは身体が悪い状態から良い状態に変わるときに一時的に起こる現象です。悪いならば悪いなりに取れていたバランスが、良い状態へと変化する際に起こる、一時的なアンバランスに反応した結果とも考えられます。この現象には個人差がありますので、まったく現れなかったり、現れても軽く済んだり、数日に渡って現れたり、何かの病気にでもなったのではないかと思うような場合もあります。

今まで施療させていただいた方々にも大なり小なりの反応がありました。身体を良くしてもらうつもりで施術を受けたのに思いもよらぬ反応に戸惑う方もいらっしゃいましたが、好転反応を理解していただけませんと以降の施療や効果に不安感をいだくことになり、施療の結果が出にくくなることも考えられます。
好転反応は決して身体が悪くなったのではなく、確実に良い状態へと変化している結果として起こるものとしてご理解ください。
施療前には必ずご説明はいたしますが、好転反応をご理解のうえ、施療をお受けいただきたいと思います。
以下、好転反応の3つの段階とその際の注意事項をご説明いたします。

●弛緩反応(しかんはんのう)
萎縮して硬くなった身体が緩み、ポカポカと暖かく感じる段階です。場合によっては倦怠感を感じることもあります。まったりとお風呂につかっているような感じです。これは好転反応の最初の反応です。昼夜を問わず眠くなったりすることがあります。
→反応が起こったら
  横になってお休みになることで改善します。言葉は悪いですが、まさにボーっとした状態になります。
  特に車の運転や、機械の操作などは控えるなど十分に注意してください。

●過敏反応(かびんはんのう)
弛緩反応が治まると、今まで体調の悪さに抑えられていた身体の機能・知覚が敏感になり、それまであまり感じることのなかった感覚が現れることがあります。具体的には発熱、痛み、腫れ、発汗などがあります。場合によっては何かの病気になったのではないかと心配になるような変化が起こることもあります。
→反応が起こったら
  できるだけ安静にしていてください。汗をかくような場合はこまめに拭くなどして、身体を冷やさない
  ように注意してください。

●排泄反応(はいせつはんのう)
過敏反応が治まると、体内の老廃物や悪いものが排泄されやすくなります。身体の浄化ということで好転反応の最終段階です。具体的には多量の発汗、濃い色あるいは臭いの強い尿が出る、下痢をする、発疹など皮膚病の様相を呈することがあります。また、過去の怪我(骨折、打撲など)の痛みが再発することがあります。また、薬を長期にわたり服用されている方は早い段階(弛緩、敏感反応の時点)で排泄反応が現れたりすることがあります。
→反応が起こったら
  発汗、多尿、下痢の場合水分を多めに補給してください。発疹等の場合、雑菌が入らないよう清潔に
  保つように注意してください。

好転反応について

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