最近 渓神会の行く渓といたったら福島の渓である ほんの数年まえまでは山梨県や長野県など近場の渓に良く通っていたが 年々知らない渓がなくなりどんどん遠方へ 車を走らせるようになっていた 釣れる川は何本か知っているがやっぱり 知っている渓では ここの淵に魚がいる とか 魚の種類 とか この先はもう釣れないなど 渓の様子が入渓前にすべてわかってしまって いまいちつまらない........ やっぱり渓神会としては 子供のころの冒険心をくすぐるような渓に出会いたいもので知らない土地に行き始めての渓に挑戦する 片道3時間もかけて 一日1匹だけとか 最悪な場合坊主なんかしょっちゅうである しかし この先 堰堤の向こうにはどうゆう渓がまっているのか 魚は何が釣れるのか岩魚?か山女?かアマゴ?かやっぱりこうでなくては 最近メンバーも仕事が忙しくてなかなか行けないが いつか朝日連峰や黒部渓谷のような渓に挑戦してみたいものです 今 なぜ福島かと言うと地図でまず いかに交通の不便さ度を一番にまた渓に側道がない事入渓したら川を下るしかない事住民が少ないなど ようは行くのに大変で入渓したらさらに大変みたいな渓です 結構ないんですよね どんどん高速道路が出来て便利になっていく世の中て゜なかなか難しくなってきました.......でも この辺の渓はまだその雰囲気が残っているような気がする



今日のメンバーはヨツと大ちゃんと私トモヒロである ひさしぶりなので記念撮影〜 ここの川は初めて釣行する大ちゃんんこれから長い道のりなる事を話をしびっくりするかな〜と思い大げさに話してみると 驚くよりも期待いっぱいの顔をしているではないですか...苦笑....一番若いだけあって元気いっぱいである 道のりを知っている二人はちょっと気が重いくて ため息を二人そろって吐いていた 笑 いつもの車を止めている場所から1キロ近く手前でゲートが閉まっており しかたなく歩く テクテク歩く さらに歩く まだまだ歩く 歩くこ事数時間いつもの入渓ポイントについた 早速竿を出し仕掛けを付けて餌を装着!!一番用意が早いはいつも 私 アッハハ気分がいい(しかし貢はちと 強敵 笑) でも今回は大ちゃんに一番を譲る事にした ポイントを指示して1投目 来たーーーーーーーーーっ ピクピク 他の二人が来たっと叫んだ 大ちゃんいつものように焦る 爆笑 竿を上げるとイワナがくっついてきた とてもチビサイズで当たりが来た事でとりあえず満足とした
 
しかし 今回はこの沢がメインではないく さらに奥.....いまだ行った事の無い沢を探して先に進む......昔 道があったのだろう 今は草と竹のジャングルになっている旧道をつき進む すると目の前に今にも壊れそうな橋が現れた ヨツと私はうわぁ〜これは危なねなぁ〜と 谷底を見ていると 一人大ちゃんがすっ〜っと歩きだし橋の中央まで行ってしまった コラっ〜!!!! 戻ってこい!!!! まったく後先が考えず行動するから こっちがビックリしてしまう 自分も最初はああだったのかと 思うとちょっとは渓流人して進歩したのかもしれないが....当然渡るの無理.....橋の脇をした下り谷底を歩き先にに進む.......眼下には本流の渓相が見え 竿を出したくてしょうがない.....早く良いポイントに出会う事を思いつつさらに奥へと向かった

 

どのくらい歩いただろうか日はだいぶ昇り暗くどんよりしていた川が日差しを浴びてここ特有のエメラルドグリーンの色に変わる 旧道は本流から数十メートル上を通っている なかなか下れる所が無く だらだらと先に進んでいると旧道が少しずつ下り始めてきてやっと川に下りる事が出来た..... ここで休憩する事にしベストやびく リュックを取り真っ青な空に顔を向けて大の字で大岩の上で寝転ぶ 都会の人ごみとのギャップ゜がたまらないといつも ヨツは話しているが 最近転職した自分も今まで以上に実感するのだろうと思う ここでまた 若さだろうか...大ちゃんは休むどころか釣りの支度を始め ちょっと釣りしていいですか?と聞いてくる はいはいどうぞと力なく答えを返す 本流は八割はハヤあとの二割は山女で間違いなくハヤが釣れる事を しっている私とヨツは空を眺めてまったりモードになっている すると釣れたーと声が聞こえ 頭を起こして見るとやっぱりハヤ それでも釣れるのが楽しいみたいでひたすらハヤと遊んでいた 上の左の写真でわかるよう ヨツはバタッと座り込んでいるのに その後ろで必死に支度しているのがわかるでしょ!? 笑

 

休憩をとり さらに奥へ するとやっと目に止まる沢が現れた 本流と水温が間違いなく5℃は違う一歩沢に踏み込むとすっーと冷たい空気が肌をよぎる 背中の汗も次第に乾く これだよ こういう沢を日ごろから探している沢......早速準備をして本流に流れ込んでいる最初の滝 一番のポイントであるヨツが向かって左大ちゃんが右 すると大ちゃんに当たりがきた 今まで ハヤの大群ばかりだったのが その影はまったく無く 釣れたのは岩魚しかしまた チビサイズ どれどれっと私が見ていると ヨツが来たっと言ったのでふと 見ると バレタっと一言 え〜マジで〜と そうすると また来たっと言い出した よし思いっきり 呑ましてあわせちゃえっと助言一呼吸おいてグッと合わせる!!!!!!! 竿グ〜っとしなり 久しぶりの良方サイズに間違いないと確信した 丁寧に寄せる竿はブルブル震えている足場も悪く取り込み場所も木の枝やゴミがありラインを引っかからないように寄せ たもですくった このサイズは ほんと久しぶりで昔はよく山梨の塩川でよく釣れたサイズと型で なんか 懐かしい気持ちになってしまった 結局このヨツが釣れたイワナが一番大きく それから三人でちょこちょこ釣れてキープしたのは 上の写真のイワナと山女だけであった 帰りは地獄の帰路が頭を過ぎる アハハ......汗

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