【まえがき】

今年はオーストリア南部、2ヶ所のスキー場を訪れた。始めはオーストリアの最高峰グロスグロックナー(3798m)の見えるハイリゲンブルート。規模はそれ程でもないのは分かっていたが、それに惹かれ選択した。2番目はザルツブルグ州の南、2004年のバートガシュタイン(西端)、2007年のシュラートミング(東端)とする通称 "ski amade" と称する一連のスキー場群の、抜けていた中央部分を埋める意図で泊まったフラッハウである。
クラーゲンフルト、グラーツ及び宿泊はしなかったが列車の乗り継ぎを利用し、ケルンテン州、シュタイアーマルク州の幾つかの街を訪れた。
今回は全てオーストリア1国のみの旅行で、全行程単独行だった。飛行機、ホテルの手配を始め全て自身で行った。

※ 帰国4日後、あの 3.11 に驚かされました。地震,津波は「想定外」としても、原発事故だけは余計でした。まだ収束の見通しもままならず、更に情報隠しではた まったものではありません。事故の前も後も多少ましな技術的処置が採れなかったったでしょうか? 無関係ながら元技術者の端くれとして、情報が漏れる度に心の痛む思いをします。


1)2012年、旅行経路と日程

【今年の旅行経路】

成田=ウィーン=クラーゲンフルト(2泊)−フィラッハ−リエンツ−(バス)−ハイリゲンブルート(7泊)−ピッツタール−ラートシュタット−(タクシー)−フラッハウ(5泊)−(バス)−ラートシュタット−グラーツ(3泊)=ウィーン(機中泊)=成田
(=:航空機、−:鉄道 or バス)
2月3日出発、2月21日帰国、17泊+(機中泊)/全19日間