2)ザールバッハ/オーストリア

ウィーン経由ザルツブルクは到着が遅く、先は困難と考え、ここで1泊。翌朝、ツェル アム ゼー経由、バスで40分程のザールバッハに入った。
泊まったホテルは街の中心 シャッテンベルク X−ブレス リフト山麓駅の近くだった。

【スキー場概念図】

このスキー場は大きく分けるとこの谷の左側と右側及び少し手前を右に入ったレオガング方面の3っの部分からなる。谷の左側が北斜面で、傾斜のきついコースが多いが、いずれも尾根を超えた外側の山々の景色が期待以上に素晴らしかった。
スキー場の規模はそう大きくはないが、アクセスの良さからか、予想以上に賑わっていた。設備投資も盛んな様子で、現在の他のスキー場との比較は困難だが、まずロープウェイが全体の半数を占めるのではないかと思うほど。更に有名なスキー場でも珍しかった8人乗りチェアーリフトも複数あったし、チェアーリフトの中心は6人乗りと思われるほどだった。といって、今日本では殆ど見られないTバーリフト(ドイツ語ではシュレッブ リフトという)も1基見つけた。目的に応じて柔軟な設備が整備されているようだ。小さいながらリフト等設備面ではこれまで私の経験した中でも最強と思われる。
スキーヤーの数も多く、曜日、場所など特別な事情があったのかも知れないが、最近日本ではあり得ない、リフト待ち20分以上なんて事態も経験した。

以下の写真の番号は前記「スキー場概念図」中の場所と対応させたが、記憶なので誤りは容赦願いたい。

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シャッテンベルク X-Press(1) シャッテンベルク 東 (2)

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シャッテンベルク 西 (3) ヒンターグレムの街 (4) 8人乗チェアーリフト (5)

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Tバー リフト (6) 連結リフト (7) リフト待ち (8)

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シェーネンンライテン (9) 山の上のBMW どこから? (10) 子供広場/レオガング (11)

なおリフトパス料金は6日間で220 Euro、4,400円余/日。実際はレートの良い時にユーロと交換しているのでそれ程の差はないが゜日本から見ると高めで、シニア割引は全くなかった。最近このシニア割引縮小傾向は他でも見られる現象だ。
今年も事後の旅行を考え、スキーは持参しなかった。スキー用具借用料は6日間で113Euro 、2千円余/1日 だった。(上級)