書式

要素名またはクラス名、ID名{プロパティネーム:プロパティバリュー}
html,body{background-color:#ccffff;color:#000000}
h1{text-align:center;background-color:#80ffff;color:#000080;font:bold}
.spc{text-align:right}

要素名を列挙するときは要素を「,」で区切ります。 クラス名を指定する場合は「.」で始めます(.の後ろにclass="~"で指定する「~」の部分を書きます)。 例えば「.cet」に「text-align:center」を指定したとします。 この場合「h1 class="cet"」「div class="cet"」の両方に「text-align:center」が反映されます。
また、例えば「h1要素に指定されるクラスであるcetに指定したい」という場合は「h1.cet」とします。 この指定をした場合、例えば「div class="cet"」と指定しても このプロックに「h1.cet」で指定した値は反映されません。
指定の範囲を{}でくくり、プロパティ(プロパティネームとプロパティバリューのセット)の 区切りを「;」にします。
書式での例ではhtml要素とbody要素をまとめて背景色と文字色を指定しています。 次の行でh1要素に文字の配置(中央寄せ)、背景色と文字色、文字の太さ(太く)を指定し、 次の行でクラス名spcに文字の配置(右寄せ)を指定しています。
スペースや改行はプロパティネーム(background-colorやtext-alignなどのこと)や プロパティバリュー(centerや#80ffffなどのこと)の間に入れなければ、任意の場所に入れることができます。 上記の例は以下のように書くことがあります。

html, body {
  background-color: #ccffff;
  color: #000000;
}
h1 {
  text-align: center;
  background-color: #80ffff;
  color: #000080;
  font:bold;
}
.spc {
  text-align: right;
}

読みやすいように適当な空白を入れるとよいと思います。 また、「}」の前の「;」は省略しても大丈夫です。
「{」「}」は正しく組で使うようにしてください。 間違えると期待する表示が得られなくなってしまいます。