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2012年11月へ

日 時:2013年1月25日(金)19:00~21:30

場 所:国分寺市本多公民館

参加者:鷹取・鈴木ま・小川・五十嵐・阿久津・堀(記録)・町田(記録)


1.ビデオ報告「下北半島のニホンザル」……………………… 堀  雅敏

東京動物園友の会の「下北半島野生動物観察会」(2012年11月9日~11日)に参加し記録した映像を、ナレーションは間に合いませんでしたが、「ニホンザルの観察」と題してニホンザルをテーマに編集したビデオを見ていただきました。

 恐山山系の最高峰・釜伏山、ヒバの埋没林、寒立馬、ニホンカモシカ、凝灰岩の仏ヶ浦、オオハクチョウなどは下北半島の自然をイメージする画像として冒頭で簡単に紹介し、むつ市脇野沢の3地区で観察したニホンザルの群れのようすを紹介しました。ちょうど交尾期であり、雄が雌を激しく追いかける行動や、雄が木を揺らす“木揺すり”という示威行動、食べるようす、遊動のようす、そしてカモシカやサルによる農作物被害を防ぐ電気柵や、効果の上がっているモンキー・ドッグの姿も見ていただきました。

 鷹取さんからは「1カ所でもいいから、食べているところをスロー再生で見せてほしい」という感想がありました。    (この項の記録:堀)



2.学校教育と地域社会の教育活動について…………………… 鷹取  健

 本編資料の他に『こだいら公民館だより』『中央公民館サークルフェア』のチラシ、小平市中央公民館事業係 秋元直樹『中央公民館サークル結いプロジェクト 公民館ってどんなところ?』などの資料が配布されました。


 鷹取さんから資料の説明があったあと、意見を述べ合いました。まずは鈴木さんから、国分寺市は小平市の真似をしながら進めている、という報告がありました。また、最近の小学校の授業を見学すると「国語は集団討論なし」「算数は集団討議なし」「社会は講義形式」となっている。鈴木さんいわく、国分寺だけかと思ったら、これは全国的な流れだそうで、教科書が変わったことによるのではないかと鈴木さんは考えているそうです。これでは教師も育たないと心配していました。また、学校教育運営協議会の場は、学校に批判的なことは何もいえない雰囲気になっていることを指摘していました。


 鷹取さんは「学校は閉鎖的だ」との指摘があることを踏まえたうえで、「開く」ことありきで、何を学ぶことが大切なのかが議論されていないこと、学校の中身や教科教育の中身を知らない人達が学校に入って授業を行うことなどを検証する必要があると発言されました。

学校教育の問題なのに、それを社会教育で何とかしようとするところに無理があるとの発言もありました。

五十嵐さんの、「地域との連携」と言うが、子どもクラブ(放課後に地域の大人たちが子供たちの勉強を見てくれたり、いろいろと教えてくれる)には連携は感じない、との意見に対し、「子どもを預ける場になっている」という批判もある、と発言がありました。鷹取さんからは自主的な活動のはずなのに、自治会が費用を拠出することがあったという報告がありました。


高校でも「奉仕」が必修になっていますが、正直「どうやってお茶を濁すか」という面もあります。鷹取さんからは「テキトーにすます」のが良いのか、「なくす」のが良いのか、」「充実させる」のが良いのか、高校でも議論して欲しいと注文が出されました。


その後、小川さんと鷹取さんから、それぞれが参加している地域活動についての報告がありました。



3.“南極石”を寒剤として使ってみる…………………………… 阿久津義孝

 そろそろ来月の話をしようとしていたところに「南極石」を携えた阿久津さんが登場しました。職場で教務担当の阿久津さんは、翌日の都立高校の推薦入試準備のために遅くなってしまったのです。今年度の都立高校推薦入試の滅茶苦茶加減についてはどこかで報告しなければならないと考えていますが、今回はおいておきます。


 阿久津さんから「南極石」の話を簡単に聞いた後、作ってきてくれた「南極石」を、水を入れた湯飲みに入れて指を入れてみました。少し冷えたように感じましたが、温度計が無かったため実際の温度を測ることは出来ませんでした。温度の計測も含めて、詳しいことは2月例会(2月例会は都立高校学力検査の前日です)で行う予定です。

(2・3の記録:町田)