日本の伝統的工芸品 土佐打刃物

佐打刃物(とさうちはもの)
<工芸品名>
土佐打刃物
 
<よみがな>
とさうちはもの

<工芸品の分類>
金工品
 
<主な製品>
斧、鳶(とび)、鋸、鎌、包丁、鉈(なた)、柄鎌(えがま)、鍬(くわ)
 
<歴史>
天正18年(1590年)土佐一国を総地検した、長宗我部地検帳に、399軒の鍛冶屋がいたことが記されています。土佐打刃物の本格的な隆盛は、江戸時代初期土佐藩による、元和改革(1621年)から始まります。藩の森林資源の確保及び新田開発の振興策の遂行により農・林業用刃物の需要が拡大し土佐打刃物は生産量・品質ともに格段に向上しました。土佐打刃物は多少の機械化は取り入れたものの、江戸時代の技術と伝統は、平成の世まで受け継がれています。
 
<主要製造地域>>
高知県/高知市、安芸市、南国市、須崎市、土佐清水市、香美郡土佐山田町、ほか15町村



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