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第29回  まずは、つながり、話し合うことから ()

(3) “宝の山“から学び、

あらためて《授業をつくる》取り組みを

 「教科書を教えること」が授業だといわんばかりの「指導」がまかり通っています。しかし、その一方で、「もっとわかる授業をしたい」「子どもがワクワクするような授業をしたい」との願いは強く、またそうだからこそ悩みも深い。

 ある学校では、そうした若い先生たちの願いや悩みをいっしょに共有しようと、ベテランの先生が職場で授業づくり講座を開く計画を練り始めています。また、ある学校では若者とベテランが協力しながら授業研究をやりレポートにまとめて発表しました。今、こうした取り組みが少しずつ広がっています。

 忙しさに押しつぶされないで、少しでもやれるところから“授業をつくる”取り組みを始めましょう。幸い、私たちの先輩が積み上げてきた授業実践の記録は民間教育研究団体や東京民研(東京の民主教育を進める教育研究会議)、西教研(西多摩教育研究会)に山のように蓄積されています。西多摩では西教研が定期的に実践講座や学習会、教育研究集会を開いています。また各教科についての研究サークル(たとえば全生研、日生連、数教協、数実研、歴教協、科教協、体育同志会など)もあります。この間、初めてこうしたサークルに参加した若い先生は「目からうろこ」と興奮して話していました。ぜひ、参加してみてください。問い合わせは西多摩支部へ。





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