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第3回  不信、不安、疑問、心配・・・・・

東京都が全国に先駆けて導入を強行した「主任教諭制度」。みなさんから、この制度について意見を寄せてもらい、それらを『西多摩版「主任教諭」黒書(1)』にまとめました。

■「説明がよくされないまま導入された制度。給与のみがUPするだけのように話した管理職。同じ仲間と話すとき、見えない壁ができてしまいました」

■「職場のチームワークやお互いの助け合い、思いやりなどの気持ちがなくなっていく」

■「主任になりました。が、実際、選考の基準が不明確で疑問を感じます。職場の中でみんなで支えあい、助け合ってきた働き方が変わってしまう不安が募ります」

■「『受ける』『受けない』が話題になり、職場が騒然としました。そして次は『受けなかった人』『受けたけれど落ちた人』『受かった人』に分かれ、職場に疑心暗鬼をもたらしました。協働と協力の職場が破壊されたようで、とても怒りを感じました」、など、など、など・・・・・。

『黒書』に一様に書かれているのは、この制度がもたらした人間関係のひずみ。校長、副校長、そして主幹がいて主任教諭がいて教諭がいる。学校に強引に持ち込まれた職階制。ますます、学校には、教育とは無縁の息苦しさが漂っていように思うのです。


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