山梨県 富士川水系 早川

 

 一度行った事のある川で、ヤマメとアマが良く釣れる川という記憶がある。大体初めての川だと、入渓する場所を決めるのに1時間以上かかるが、今回は入渓ポイントは決めてある為、少し時間に余裕があった。

 水量は相変わらず、川の規模からだとかなり少ない。この辺はダムラッシュで、そこら辺に発電景観が悪くなっている。

 

 本流は全くアタリ無し・・・。あげくのはてに釣り始めてから1時間程・・・いきなり頭を刈られてしまった。いつもだと抜き返すのだが、あまりのアタリ無しで車に戻り、地図を開き地形を読みとる。比高差川の形状を推理して、穴場河川を探す(職業がら地図を読むのは鳴れている)。ここの川はほとんど人の手が加えられ道だらけ・・・だが、一つだけめぼしい川を発見!そこに移動し水量を確認!入渓始めに釣れたのが右の写真である。

 

 本流出会いから1時間程釣り歩き、なかなか良型サイズが釣れない・・・。ここも(右の写真)なかなかの雰囲気をだしているのだが・・・?魚影は濃いが、サイズが出なかった。この現象はただ一つ!入渓者が多いのだ!!!良型サイズは持ち帰る為、必然的にサイズ落ちる。まあ、しょうがない事だが・・・。解禁から2日で、結構入渓している様子・・・踏み跡もあった。

 

 さらに2時間登り、ここが、本流から一番大きい魚止めで、高さ10メ−トル程あった。滝壺は、落差の割には水深がなく、普段からあまり水量が無い川だと判断!魚のサイズも期待出来なくなった・・・。さて、ここからが渓神会の本領発揮!両側崖の滝をどう越えるか・・・と、あたりを見回し上れるコ−スを二人で頭にいれる。そして10分後、一つコ−スを見つけ行ける!と確信した。

 

 これが、滝(上の写真)の落ち込み!水面に石が見え、水深がないのが解かるであろうか・・・。

 

30分位で無事登りきり、獣道を上流に向かう・・・。右側は崖!一歩間違えると・・・(おぉ〜恐!)。

 

滝の上に下から見えなかったが堰堤が作られていた。よくこんな所に作ったものだと関心しながら・・・堰堤の上に入渓する為、下山を始めた!そして、入渓一投目でいきなりアタリが来た! アマゴだった!!!投げるポイント全部に魚がいる!10回なげたら10匹釣れる状態。もう、凄かった!!! ここの写真が少ないのは、もう釣りに夢中でデジカメはそっちのけであった・・・。 サイズは24センチくらいのが良く釣れた。

 

結局、二人で40匹は釣ったが、二人でキープ5匹。全体的にはサイズが小さいのと、下流部は釣り人が多く、水量が少ない事が残念な川でした。。。