1月例会報告
 

2016年11月例会

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日 時:2017年1月27日(金) 19:00〜21:45

場 所:国分寺市本多公民館


 今回は、2名の方が初参加でした。今後ともよろしくお願いします。

1 教材研究「自作ビデオ『火山と土地の作り』」・・・・・・・・・・鷹取

  1. (1)火山と土地のつくり〜地面は何からできているか(7分)

  2. (2)富士山・宝永大噴火 噴火と被災(11分)

  3. (3)富士山・宝永大噴火 宝永火口・宝永山(9分)

  4. (4)富士山の噴火による火山灰の堆積(5分)

  5.  フィールドワークを基にした、以上4本のビデオが紹介されました。

  6.  阿久津さんからは「ビデオには“なだれによる侵食”という説明が何回か出てくるが、なだれと土石流は違うのではないか。」という疑問が出されました。鷹取さんは、「崩れた積雪と同時に斜面も一緒に落ちてくる。」と説明されました。富士山ではこの現象を“雪代(ゆきしろ)”と呼んでいます。阿久津さんの指摘は「言葉の定義をきちんとした方が良い」ということでした。


2 『理科教室』を読んで「『理科教室』2017年1月号」・・・・・・小宮

  1.  特集「哺乳類はどんな動物か」を中心とした感想でした。また、当サークルは物理の教員が多いということで『生物学と医学のための物理学 原著第4版』(共立出版)、そして教材として役に立ちそうな、多摩動物公園の「かんさつシート ライオンのからだ」の紹介がありました。

  2. 鷹取さんからは「スルメイカの解剖については、生物サークルでくわしく取り組み、解説書付きのビデオをつくった。体の動かし方や神経までわかるので使えるのでは?」「ヒトの足・脚については、直立二足歩行の観点からの迫り方が必要ではないか」との意見がありました。

  3.  鈴木さんからは“恒温”と“内温”などの言葉の意味について質問がありました。小宮さんは「生物の場合、きちんと区分けできない。例外はある」とのことで、「そういえば、温泉に浸るニホンザルなんかもいるね」と話が盛り上がりました。


3 実践報告「仕事とエネルギー(物理基礎)」・・・・・・・・・・・津田

  1.  生徒のノートとともに、くわしく報告がありました。

  2. 木村:力とエネルギーの区別ができない子がいる。課題22で、間違った意見の子にはどうするのか。

  3. 津田:コメントで説明する。

  4. 木村:区別がつくような課題を入れたらどうか。

  5. 町田:1学期の力の学習を、しっかりやることが大切。

  6. 阿久津:ノートのコメントにはどんなことを?

  7. 津田:説明で補った後に「力ですか?エネルギーですか?」みたいに。

  8. 阿久津:「飛び出した後、この力はだれから受けているかな?」って書くかな。

  9. 町田:もし、こういう子が多ければ「Bからちょっと飛び出した時の力の矢印を描いてみようか」とやってみる。

  10. この後、町田さんから「課題21は、いいなと思った。課題20から課題21への流れがいい。つまり、ふりこの前に自由落下をやるのがいいと思った。同じ高さで動き始めるので考えやすい」との意見が出されました。