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アカミトリ、にっぽん語の思い出と、赫々たる道楽文芸のために、
二〇〇六年十一月
ただにっぽんのうぎゃうぎゃむぎゃむぎゃ 九十首
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*
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気のうちをほそく流れるやさしさというものありて前衛嫌う
現代詩そこはかとなき池の底だれか落としたちり紙滲む
アングラと発語する人の群れなれば敬遠しつつ鯉こく頼む
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法衣行く雑踏のむこう何も無きただにっぽんのうぎゃうぎゃむぎゃむぎゃ
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