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駿河昌樹詩葉・2001年3月
と、にかく、ね
深ミ、浅ミ、ノ、ヒト、
しずかな スープの
待つ
沖の帆船、 シラ帆、ヨ、
響きの
よい楽器 ぼくらは
のんびり鳴らし
あの、
シラ帆にも ちょっと
繋がって
逝クカ、
逝カヌ、か、
青葉の小さい端、口にくわえて
スープの湯気
靄になっている(カナ?)、あの、
あたり、
迷い直そう、ヨ、あの、
あたり、で
あそこ、まで、
ね、
ト、にかく、
と、
にかく、ね
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