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駿河昌樹詩葉・2001年5月
光は(…)入リ、出ル、
こころがいっぱいなので
春ノ野に行けない
哀シサに、
ばかり ともなわれて
どこも アヤ彩の絶えない
小きざみノ ふるえであっておくれ。
ワタシ、透明の秩序ヲ求メ…
暮れ チイサナ宝石を購う
死ヲ、超エタノダ…
(亦、)求めているタッタひとりの人よ
身近にナイ
アリ得ナイ眼、
光は(…)入リ、出ル、
硬い風。ようやく背を押されて…
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