更新 Wednesday, February 07, 2007

一番に春を告げる花・福寿草

百花にさきがけて咲く花といえば梅の花ですが、もう一つ、福寿草があります。福寿草は、旧暦の元日(ことしは2月18日)に咲く花として、元日草の別名もあり、江戸時代には?福告ぐ草?といわれていたものが、いつしか?福寿草?として定着したようです。

 「福寿草兄貴のそばに居候」これは江戸時代の川柳ですが、この兄貴というのは、梅のことで、梅の木の根元に、黄色い福寿草が咲き、上を見上げれば白い梅の花が咲いている。その情景が目に浮かぶようですね。

 さて、ことしは暖冬で、梅の花も福寿草も、例年より早く咲き出しました。春はもうそこまで来ています。