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MU研究所は超音波技術の普及を目的とし,その応用をサポートする会社です。

TEL. 042-554-3538

〒205-0014 東京都羽村市羽東3−11−18

会社概要COMPANY

社名
(株)MU研究所
代表取締役(所長)
望月 剛 (Mochizuki Takashi)
本社所在地
〒205-0014
東京都羽村市羽東3−11−18
TEL. 042-554-3538
FAX. 042-554-3538
資本金
300万円
設立
2012年7月1日
役員
望月 剛
取引銀行
西武信用金庫・青梅信用金庫

会社の特徴と強み

 超音波技術は音の性質を体系化した音響工学を基礎としていますが、その応用に関しては音響工学が主として可聴音を対象として、すなわち音声や音楽や聴覚を対象とした分野での応用技術であるのに対して、超音波技術は主として、聞くことを目的としない工学応用と定義することが可能です。例えば、超音波洗浄機では超音波により洗浄を行う装置であり、身近なメガネ洗浄器から大型な工業用洗浄器がその一例です。他の例としては、超音波加湿器などもその一例で、この装置では水を超音波振動により、細かな粒にして空中に飛散させる技術が使用されています。

 弊社では超音波技術の医学応用を主テーマと位置づけています。非侵襲的に体内の状態を観測する検査装置として普及している超音波診断装置は、戦後に超音波技術を医学応用した最も代表的な例です。そこに応用されている超音波技術には大変優れたものが数多く存在し、今後ますます発展するものと思われます。しかし、超音波の応用技術としては検査装置に限られません。人体の検査を目的とする場合には、出来る限り人体への影響を抑えねばなりませんが、超音波を体内に照射することはすなわち波動エネルギーを体内に注入することになり、何ならかの影響があるはずです。このエネルギーを出来る限り少なくし、しかし同時にその超音波反射波から、出来る限り多くの生体情報を得ようとする技術が先程の超音波診断装置技術と言えます。

一方で、むしろ積極的に超音波エネルギーを与え、それによる生体反応を利用し、病の治療を行う研究も進められています。そしてその一部はすでに治療法として実施されているものもあります。たとえば、骨折部に超音波を照射すると骨芽細胞が活性化され、骨の再生が促進されることが知られており、その反応を応用した治療器がすでに販売されています。この超音波エネルギーの強さや照射方法により生体は様々な反応を示すことが予想されます。比較的弱いエネルギーであれば細胞内のタンパク質合成が促進されるが、あるレベルを超えれば逆にそれらを阻害することが考えらます。事実それらを実験的に示す研究成果が近年報告されて来ています。また、強い超音波エネルギー下では生体組織の温度を上昇させることが可能であり、この現象を利用し腫瘍などを焼灼治療する研究が行われ、製品化も行われています。しかし、このような超音波エネルーに対する生体反応の様子やその反応機序については未だ不明の点が多く、今後の研究が期待されるところです。この分野の研究では超音波技術という工学的な面と生体作用の研究という医学的な面との両面での知識を必要とするために、両者間での協力が必要不可欠です。

弊社は,その橋渡しが行えるユニークな会社です。


バナースペース

(株)MU研究所

〒205-0014
東京都羽村市羽東3−11−18

TEL 042-554-3538
FAX 042-554-3538