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ARCH 14

      駿河 昌樹 文葉 二〇〇五年三月
        トロワ・テ、Trois thes。仏語で「三杯の茶」。筆者居住の三軒茶屋は三茶と略称される。
        すなわち、トロワテ。ひたすら、益体もない文章のために。




二〇〇四年七月から八月はじめ(食事と外出のみの抽象日記の試み)



七月九日(金)
銀座UIPで『モナリザ・スマイル』試写。有楽町レモングラスでタイ料理コース。
十日(土)
国際基金フォーラムでモレキュラーシアター公演『HO PRIMER』と稲川方人監督映画『たった8秒のこの世に、花を』、および、コロック『風景/写真・映画・演劇のS・OTO(外)へ』(青山真治、稲川方人、豊島重之)。溜池オ・バカナルでパンとワイン。
十一日(日)
昼、三軒茶屋Eric’sでクラッシックバーガーとチリビーンズ。夜、北海道コロボックルの燻製サーモン、チリソースで豚しゃぶ、サラダ。
十二日(月)
夜、数種きのこの豆板醤炒め、とうふ、サラダ、玄米。
十三日(火)
大学学食でカツカレー。夜、きのこ類と豚切り落としの豆板醤炒め、トン汁、サラダ。
十四日(水)
湘南台駅箱根そばで、まずいざるそば。合成着色のわさび。夜、かるく、ふたたび、豚ときのこ炒め、トン汁、サラダ。
十五日(木)
夜、かるく、燻製サーモン、ソーセージ、サラダ。
十六日(金)
夜、また豚ときのこの炒め、サラダ、ざるそば。
十七日(土)
夜、冬瓜と鶏つくねのスープ、サラダ、玄米。
十八日(日)
銀座高島屋で宮尾登美子展。天國で天丼。衣が厚いばかりの最低のてんぷら。
七月二十五日(日)
三軒茶屋とり石でうな丼、焼き鳥。そのあと、赤鬼で、亀泉(純米吟醸生酒、山田錦五〇%精白)、小左衛門(汲みたて無添加生原酒、山田七〇%)、達磨正宗(白木恒助商店、古酒三年以上)、同じく古酒達磨正宗の昭和五十九年醸造(純米甘口芳香)、最後に、天明(福島、純吟)。
二十九日(木)
夜、桐生中里商店の上州あづまうどん。塩みのつよい旨み。
三十一日(土)
羽田かめだやの屋形船で隅田川花火大会。船内で刺身の盛り合わせとてんぷら。茄子のものがうまい。帰宅途中、三軒茶屋東京餃子倶楽部で大蒜抜きの焼餃子と水餃子、もやし、きゅうり。
八月一日(日)
浜離宮ホール、「天台・真言宗曼荼羅供養声明」のあと、広尾ジャルディーノ・デリ・アンジェリ・プッティでスキャンピのスパゲティ、四種チーズピザなど。モルツの生を旨く入れてくれた。帰宅後、さらにラタトゥイユ、玄米、サラダ。
二日(月)
うなぎ寿司、サラダ、ラタトゥイユの残り、かぶと茄子の浅漬、がり。







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