form要素とは

書式: 
<form action="cgi.cgi" method="post">
~ここに内容を記述~
</form>

ページの作成者が閲覧者に何らかの動作を行って欲しいときに使われる要素です。 form要素内にコントロール形式を指定する要素を組み込んで使用します。
formに含まれるコントロール形式には以下のものがあります。

form要素は大抵、動的な操作が出来るファイル(cgi:Common Gateway Interface など)へ 入力された内容などを送信して使用します。 この場合、正しくform要素内にこれらのコントロール形式を収めている必要があります。
(単にページ内に表示するために要素を配置することも出来ます。 この時はform要素でコントロール要素を囲む必要はありませんが、 Netscape4.xでは表示しなくなってしまうようなのでコントロール形式を指定する場合は form要素で囲むほうが好ましいといえます。)
また、HTML 4.01 Strictではform要素に直接配置できるのはブロックレベル要素のみになります。

属性

処理プログラムの指定(action)

送信されたデータを処理するプログラムのURLを指定します。
cgiは、perlという言語を使って書かれたものが多いですが、 最近ではphp、rubyなど色々な言語で書かれたものがあります。

送信方法(method)

form要素は、要素内の要素を別のファイルに送って処理をさせる要素ですが、 この送るときの方法に2種類あります。

get
action属性で指定されたURLの後に「?」とフォームのデータを追加したURLの形式でデータが送信されます。(初期値)
post
データは、フォームの本文として送信されます。

MIMEタイプ(enctype)

この属性は、(method属性値がpostの場合)サーバに提出する際のMIMEタイプを指定します。 デフォルト値は "application/x-www-form-urlencoded"となっています。 input要素でtype="file"になっているものがform要素内に含まれている場合は、 この値に "multipart/form-data"を指定する必要があります。