meta要素とは

ヘッダー部に記述する要素です。かなり多くの属性があります。
ブラウザなどがページを解析するための情報と、ページに関する覚書のようなもの、 検索ロボットへの指示のためなどに使われますのでそれぞれに分けて説明していきます。
この要素の性質上、ブラウザでページを表示する場合の内容には直接関係しません。

""内を日本語にする場合は、文字コードを宣言した要素より下に書くようにしましょう。 要素で使用する文字は大文字、小文字どちらでも構いませんが、 http-equiv=""、lang=""、dir=""の""の中に書く文字は、 大文字と小文字が区別されます。
詳細は、それぞれ機能別にしたページがありますからそちらを見てください。 ここでは概要のみ説明します。
また、この要素の指定方法や機能はここで説明している以外にもあるかと思われます。

meta要素に書ける属性(Attribute)

http-equiv

何であるかを示すキーワードを記入します。

name

何であるかを示すキーワードを記入します。

content

http-equivやnameに書いた内容の実際のデータ部分を記入します。

scheme

詳細情報を書くのに使います。

meta要素に最初に書く属性は、nameまたはhttp-equivです。
nameはそこを特別に読み込んで、何らかの処理をするプログラムが読み取るだけで、 通常ブラウザもサーバも何の処理も行いません。
http-equivは、ブラウザが必ずHTTPプロトコルのヘッダー(HTTP response message header)の中に組み込んで サーバに送ります。ただその情報を処理するかどうかはサーバー次第です。 つまり、http-equivで書いておけばその情報はサーバーに送られるということです。
このため、文書に関するmeta要素の属性はhttp-equivを使用するのが良いでしょう。

さらに補助的な属性として以下のものがあります。

lang

文書の言語の言語コードを記入します。
ブラウザはオプションでデフォルト言語を設定しますが、この指定があるとこの指定を優先します。

dir

文書が右から左か、左から右かを指定します。指定がない場合は左から右になっています。